〔イラクから〕 占領米軍 イラク戦争最多の16万8000人に
豪紙ヘラルド・サン(電子版)が9月7日に報じたところによると、米国防総省当局者はイラク駐留米軍が史上最多の16万8000人に達していることを明らかにした。
ブッシュ大統領はAPECS会議のため、オーストラリアの向かう途中、イラクに立ち寄り、「削減」を口にしたが、在イラク米軍がイラク戦争開始後、いつの間にか最多レベルに達していることは明らかにしていなかった。
増強を重ねてもレジスタンスに遭い続ける米軍。
袋小路を脱却する道は限られている。
〔大沼・注〕
たとえばいま、安部首相がかりに、アメリカに対して①米軍の早期撤退②イラン攻撃の中止③石油の安定的な管理――を呼びかけたら、世界の運命は変わるだろう。
アメリカはイラク・イランの石油資源確保の意図をあからさまにしているが(そしてその証拠が、今回明らかになった168000人と言う数字だが)、ブッシュのクソ頭に冷や水をかぶせるのは、同盟国=日本の義務である。
安部首相よ、それこそが「集団的安全保障」、というものではないか?
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http://www.news.com.au/heraldsun/story/0,21985,22377964-5005961,00.html
Posted by 大沼安史 at 10:39 午後 | Permalink