〔イラクから〕 ケシの栽培 ひろがる デイワニア西南部 ユーフラテス流域 アフガンの2の舞? P・コバーン記者がレポート
英紙インディペンデントのパトリック・コバーン記者(バグダッド特派員)が5月23日付け同紙電子版で伝えたところによると、イラク南部、ディワニア西南部のユーフラテス流域で、ケシの栽培が広がり出しているという。
内戦が続くアフガンが、世界最大のアヘン供給地と化したことを思い起させる、新たな展開だ。
現地の農民は米の栽培を止め、ケシを育て始めたというのだ。
オタワ大学(カナダ)のマイケル・チョスドフスキー教授によれば、アフガンのケシ栽培=アヘンの生産は、米軍など駐留NATO軍によって「保護」され、2000億ドルもの巨額の資金を、西側諜報機関や財政機関などにもたらしているという。
アフガンに続き、メソポタミアもアヘンの供給基地に堕してしまうのか?
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http://news.independent.co.uk/world/middle_east/article2573299.ece
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=viewArticle&code=20070604&articleId=5514
Posted by 大沼安史 at 10:01 午後 | Permalink