〔NEWS〕 毒を盛られたガイダル氏 (続報) リトビネコ毒殺 ロシア諜報機関内不穏分子の仕業か? サッカー観戦ファンに混じって5人以上の実行犯グループがロンドン入り
英紙ガーディアンは12月1日、リトビネンコ氏が死亡した翌日、アイルランドで毒を盛られた、ロシアのガイダル元首相について、モスクワ特派員らによる取材結果を報じた。
それによると、ガイダル氏(50歳)の意識が朦朧としはじめたのは、ダブリンの西、マイヌースの大学での講演を終えようとしていたときだった。(その後、30分以上、床に倒れれ鼻から出血し、血を吐いたのは、フィナンシャル・タイムズ紙の報道を同じ)
ガイダル氏はモスクワに戻って入院し、現在、容態は安定しているが、体重は半減したという。
入院中のガイダル氏に対して、プーチン大統領は電話で見舞ったという。
ダブリンのロシア大使館では「胃腸病による」との見方を示しているが、側近によれば、ガイダル氏は健康で、ジョギングもしていたという。
一方、同じガーディアン氏は同日、リトビネンコ氏の毒殺について、英国の情報機関がロシアの諜報機関(秘密警察)内の「不穏分子」による犯行との見方を強めている、と報じた。
実行犯グループは5人もしくはそれ以上で、11月1日、ロンドンで行われたロシア・サッカーチームの対アーセナル戦観戦ファンに混じってロンドン入りし、すぐ帰国したという。
英国情報機関はしかし、プーチン政権による「公式」の関与については否定しているという。
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http://www.guardian.co.uk/russia/article/0,,1961549,00.html
Posted by 大沼安史 at 05:56 午後 | Permalink
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