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2006-12-22

〔NEWS〕「無実プロジェクト」 188人目は「終身刑」の男性

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版、12月22日付け)に、うれしい記事が出ていた。米国で冤罪を晴らす運動を続ける、NPO「無実プロジェクト」の手で、殺人の罪でニューヨーク州内の刑務所で終身刑服役中のロイ・ブラウン氏が獄中から救出される見通しとなった。
 DNA鑑定などでブラウン服役囚の無罪が確定した。
 ブラウン氏は1991年にソーシャル・ワーカーの女性を殺害したとして逮捕され、有罪判決を受けていた。
 同氏は同プロジェクト188人目の無罪確定者になる。

(大沼・注)
 タイムズ紙の記事には書いていないが、「無実プロジェクト」とは、ノースウェスタン大学のジャーナリズム大学院のデービッド・プロテス教授が院生たちと始めた、濡れ衣晴らしの活動だ。

 わたしが1月に出す、「教育再生プロジェクト小説」、 『緑の日の丸』 (本の森)は、このプロテス先生のプロジェクトをモデルのひとつにしている(それで、上記の記事を読んでうれしくなった!!)。

 フリースクール「自由が丘サドベリー・スクール」のスタッフ、子どもたちが「無罪探偵団」を結成、近くの公立中学での「100万円蒸発事件」、卒業式の「日の丸蒸発事件」を解決。それがきっかけになって教育界における「構造腐敗」が発覚、日本が「緑の国づくり」に進むモーメンタムを生み出す、というストーリーである。

 「日の丸」はなぜ「赤」でなく「緑」でなければならないか?
 それは読んでのお楽しみに!!

〔近刊案内〕
 
 ●       『緑の日の丸』                   ○
         大沼安史著 1600円 本の森 刊

         卒業式の「日の丸」が消えた! 「緑の学校」が日本を救う!
  
 ●○ 詳しくは⇒ http://homepage2.nifty.com/forest-g/book/891.html ○●


http://www.nytimes.com/2006/12/21/nyregion/21brown.html?_r=1&oref=slogin

Posted by 大沼安史 at 09:53 午後 |

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