〔NEWS〕 米軍撤退あればスンニ派武装勢力を支援 サウジ国王が表明
ニューヨーク・タイムズ(電子版、12月13日付け)の報道によると、サウジアラビアのアブドラ国王は、2週間前にサウジを訪問したチェイニー米副大統領に対し、米軍がイラクから撤退した場合、サウジとしてスンニ派に対して資金援助を行うことがありうるとのメッセージを伝えていたことがわかった。
同紙は情報源として、米政府筋とアラブ外交筋を挙げている。
アブドラ国王はチェイニー副大統領に対し、イラク・スンニ派への資金援助は、シーア派勢力とのいかなる「戦争状態」においても実施することがありうると伝えた。
(大沼・注)
イラクからの米軍撤退は当面、ありえないというブッシュ政権のスタンスを「強化」するリークではある。
出所はチェイニーのオフィスか?
⇒
http://www.nytimes.com/2006/12/13/world/middleeast/13saudi.html?_r=1&oref=slogin
Posted by 大沼安史 at 01:42 午後 | Permalink