〔NEWS〕 イラク出征拒否のワタダ中尉 ハワイに帰省 教会で演説 日系社会 スタンディング・オーベーション
米ハワイの地元紙、ホノルル・スター・トリビューン紙(電子版、12月20日付け)が報じたところによると、イラク出征を拒否、軍事法廷で裁かれるハワイ出身の日系アメリカ人、アーレン・ワタダ中尉がハワイに帰省、モイリーリの教会で演説し、聴衆総立ちの喝采を受けた。
ホノルル生まれのワタダ中尉は年明けに、ワシントン州の陸軍基地で軍事裁判にかけられる。有罪となれば最大6年の懲役刑に処せられる。
演説のなかでワタダ中尉は、アメリカの民衆はブッシュ政権に「嘘をつかれ、騙され、裏切られた」と指摘、イラク戦争は「合衆国憲法に対する犯罪だ」と弾劾した。
ワタダ中尉はまた、「自分の部隊と離れることは苦しいことだったが、この狂気を止めるには何かをしなければならなかった」と語った。
(大沼・注)
トリビューン紙の記事についていた、日系人に励まされるワタダ中尉の写真は、すべてを物語って余りある。
なにより表情が美しい。
ワタダ中尉を生み出した、ハワイの日系社会こそ「美しい国」と呼ばれるにふさわしいと思った。
安部首相よ、あなたも政治的打算を離れ、ワタダ中尉に連帯のメッセージを贈り、中尉のような「いい顔」になってみないか?
松岡洋右、岸信介のDNAを持つ、あなたが「変身」することで、日本は歴史的転回を果たしうる。
安部晋三氏よ、「美しい国」を言うなら、ワタダ中尉の支援に立ち上がりたまえ!
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http://starbulletin.com/2006/12/20/news/story11.html
Posted by 大沼安史 at 09:10 午後 | Permalink