〔NEWS〕 キリスト教信者がイラク反戦で抗議行動 連邦上院のビルに“侵入”して祈り 35人が逮捕
米国のクリスチャンがイラク反戦に立ち上がった。ユダヤ教徒も抗議運動に加わっている。9月26日には首都ワシントンの連邦上院のビルのひとつに立ち入り、輪になって祈りを捧げたあと、35人ほどが逮捕された。
ワシントン・ポスト紙(電子版、9月27日付け)によれば、「平和宣言」というアンブレラ組織に参加する信者たちで、逮捕者になかには、プレスビテリアン教会の全米指導者や、シカゴの本拠をエピスコパル教会の平和団体トップ、さらにはユダヤ教のラビでフィラデルフィアの宗教間対話センターの代表を務める人も含まれているという。
現場の上院ハート・ビルでは、We Shall Overcome の合唱も響き渡ったという。
ワシントンではこの日(26日)、連邦上院ビル以外でも反戦を訴える人々が35人、逮捕された。
先週、21日の木曜日には、同じく「平和宣言」の人びとがホワイトハウス前で抗議行動、34人が逮捕されている。
(大沼・注)
ついに宗教者たちも「反戦」に決起した。
非暴力による直接行動に出た、アメリカのクリスチャンたち。
戦争屋のブッシュ政権に対する包囲網が築かれ、その輪が狭まって来ている。
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http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/09/26/AR2006092601359.html
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/09/27/AR2006092701255.html
Posted by 大沼安史 at 07:03 午後 | Permalink