〔NEWS〕 牧師が「反戦演説」 カリフォルニアのリベラル派教会に連邦政府が圧力 IRS(歳入庁)が書類提出命令
米カリフォルニア州パサディナの「オール・セインツ・エピスコパル教会」に対し、連邦政府の歳入庁(IRS)が2004年の大統領選挙に関し、候補者(政治家)がらみの書類、Eメールを提出するよう命令を発していたことが、ABC放送電子版(9月16日付け)に掲載されたAP電でわかった。ロサンゼルス・タイムズ紙も伝えた。
同教会は、第2次大戦中、日系アメリカ人の不法抑留に対して反対の声を挙げたことでも知られる、有名なリベラル派教会。
2004年の大統領選挙の際、前牧師のエド・ベーコン師が、「反戦」の説教をしたのではないか、との疑いが持ち上がっている。
かりに同教会が政治キャンペーンに介入していたとなると、「免税」の地位を失うそうだ。
こうした免税の取り消しは、過去に一度だけ、1992年の大統領選で、ニューヨーク州の教会に対して行われたことがあるという。
(大沼・注)
いくらキリスト教右派を支持母体とするからといって、ここまでやるとは……。
ブッシュ政権よ、恥を知れ!
キリスト教的な言辞を政治に利用しているのは、君たちではないのか。
Posted by 大沼安史 at 06:10 午後 | Permalink