〔NEWS〕 イスラエル戦車部隊 撃退さる 「メトゥラ丘陵」制圧ならず
英紙ガーディアン(電子版、8月10日付け)によると、イスラエル軍はビント・ジベイルなどを含む戦略的な要衝である「メトゥラ丘陵」の攻撃に失敗し、10日朝、数十両の戦車が国境のマルジャヨーン村に撤収した。
撤退の間もヒゾボラによる反撃は続き、村から400メートル以内の至近でイスラエル戦車1両が対戦車ミサイルを被弾し、炎に包まれた。戦車の隊員は脱出し、友軍に救われた。
同村の住民は同紙の電話取材に対し、「村から500メートルのところで戦車2両が炎上した」と目撃談を語っている。
イスラエル軍は同丘陵の東麓に取り付き、攻撃を続けていた。
9日夜から10日未明にかけ、激しい戦闘が続き、夜空を焦がした。
一方、11日付けの同紙報道によると、イスラエル側から今月5日、レバノン南部に入った同紙記者は「イスラエルの戦果は見当たらず、失敗の証拠を見るのみ」とレポートしている。
(大沼・注)
イスラエル軍の敗色は濃厚だ。
米国が「停戦」に乗り出すのは。負け戦がはっきりしだしたから。
焼け焦げた戦車、走行不能に陥り放置された戦車。
それが何よりの証拠である。
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http://www.guardian.co.uk/international/story/0,,1841639,00.html
http://www.guardian.co.uk/guardianweekly/story/0,,1840573,00.html
Posted by 大沼安史 at 01:23 午後 | Permalink