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2006-06-15

〔イラクから〕 「イラク人の恋人の家族を皆殺し」 海兵隊伍長(23歳)が自作の歌 「ジョーク」と釈明

 米海兵隊の伍長(23歳)が昨年9月、駐留先のイラクでキャンプの舞台に上がり、ギター片手に自作の歌を歌う場面のビデオがネット上で流れ、問題視されている。

 イラク人の家族をM16自動小銃で皆殺しにするという歌詞。
 現在、米国内ノースカロライナ州に帰還している当人は「ジョーク」と釈明しているが、イスラム関係者から非難の声が上がっている。

 同州ジャクソンビルの地元紙、デイリー・ニューズ(電子版、6月14日付け)が、当人にインタビューして報じた。
 それによると、「ハディジ・ガール」という歌を自作自演したのは、ジャソンビル出身のジョシュア・ベリー伍長。
 同紙によると、伍長の自作の歌の歌詞は以下のような内容だ。

 ♪ 若い海兵のオレはね、イラク人の女性と恋仲になったんだ。彼女と一緒に家に行くと、恋人はその場で親に撃ち殺されてしまう。海兵は恋人の妹を盾にとるが、その妹も「両目の間から血を噴き出し」て死んでしまった。オレは狂ったように笑い、冷蔵庫のかげに隠れてM16ライフルを装填してぶっ放し、ヤツラを「永遠へと」送り込んでやったのさ。

 ビデオは下記の同紙の記事の最後の部分をクリックすることで視聴できるが、会場には伍長の演奏の間、仲間の歓声と笑いが響き渡っていて、海兵たちがこの歌を楽しんでいたことがわかる。
 
 海兵たちには「楽しい歌」だろうが、聴けばきくほど、「悲しくなる歌」だ。
 

http://www.jacksonvilledailynews.com/SiteProcessor.cfm?Template=/GlobalTemplates/Details.cfm&StoryID=42520&Section=News

Posted by 大沼安史 at 03:44 午後 |

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