« 〔重要NEWS〕 ペンタゴンに突っ込んだのはハイジャック機ではなく、やはりミサイル?! 米国の市民団体、9・11の「実写ビデオ」の情報公開を勝ち取る 死角からの映像、機影を確認できず | トップページ | 〔NEWS〕 ペンタゴン情報公開の「9・11ビデオ」 機体先端部をとらえる AFPが報道 »

2006-05-18

〔NEWS〕 機密漏洩でFBIがジャーナリストの通話記録を収集・分析 危機に立つ「報道の自由」

 米ABC放送のブログ・ニューズが5月16日に報じたところによると、CIA(米中央情報局)からの機密の漏洩事件を捜査しているFBI(米連邦捜査局)が、ジャーナリスト(リポーター)の通話記録を入手する動きを強めている。
 「司法筋に情報源を持ち、信頼を集めている(ネーション誌)」ブライアン・ロス、リチャード・エスポジトの両記者が明らかにした。
 両記者によれば、FBI筋(複数)は、ABCのほか、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト紙の記者の通話記録の収集について、否定しなかった。
 こうしたFBIの動きについて同筋は、新たに愛国者法に盛られた「国家安全文(National Security Letters)」条項に基づくものであると語った。
 FBIは声明を発表、漏洩捜査は当然、政府の通話記録の精査から始まるとして、続行を示唆した。

(大沼・注)
 このFBIの捜査手法は、「報道の自由」を踏みにじるものであり、きわめて遺憾である。
 日本の報道機関もワシントンなどに特派員を置いているだから、無関係なわけではない。
 日本新聞協会も、「対岸の火事」を決め込まず、ブッシュ政権に対して抗議すべきではないか?

☆ 大沼訳・新刊案内: 『世界一 素敵な学校 ~ サドベリー・バレー物語』(ダニエル・グリーンバーグ著、緑風出版)


http://www.csmonitor.com/2006/0516/dailyUpdate.html

Posted by 大沼安史 at 12:40 午後 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〔NEWS〕 機密漏洩でFBIがジャーナリストの通話記録を収集・分析 危機に立つ「報道の自由」: