〔NEWS〕 ロンドン地下鉄テロ、消えた「主犯」への盗聴テープを隠す 英情報機関
昨年(2005年)7月7日のロンドン地下鉄テロの実行犯を操り、決行の前に国外に脱出していたグループの主犯、モハメド・シディーク・カーン容疑者の通話を、英国の情報機関、MI5が盗聴し、録音しておきながら、その録音テープのトランスクリプトを英国議会の「地下鉄テロ調査委員会」に提出していなかったことが、英紙サンデー・タイムズ(電子版、14日付け)の報道で明らかになった。
同紙によると、カーン容疑者は録音された通話のなかで、爆弾の製造法について話し合う一方、警察の目が厳しくなりそうだから国外で出る、と語っている。
MI5は、盗聴をしかけるほど同容疑者をマークしておきながら、なぜか逃走を許していた。
録音テープを文章化したトランスクリプトを、議会の調査委に提出しなかったのは、そうした失態が表にでることを恐れたためとみられる。
(大沼・注)
「7・7テロ」はやはり「やらせ」だったのか?……
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http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2087-2179602,00.html
Posted by 大沼安史 at 12:54 午後 | Permalink