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2006-04-17

〔いんさいど世界〕 サーフィン世界新記録 誕生

 サーフィンの世界新記録が出ました。
 そう、波乗りにも世界記録ってのがあるんですね。公式の大会があって、世界のサーファーたちが記録に挑戦している。
 で、どんな記録かというと、波の高さではなく、波に乗っている距離なんです。時間でもなくて。

 サーフィンというと、ハワイのようなところでは、バンザイ・トンネルっていって、巨大な波が庇のようになりながら、崩れ落ちようとするその下をサーフボートで滑走するイメージですが、そういんじゃなくて、ひとつの波にどれだけ乗り続けるかと競うんだそうです。

 で、世界記録が生まれたのは、今月(4月)6日のこと。
 場所はイギリス。
 ちょっとイギリスの地図を頭の中で思い描いてほしいのですが、この国って島国ですよね。その東側の南の方(左側の下の方)、大西洋に面した沿岸にブリストルという街があって、その近くに「セバーン・エスチュアリー」って狭い海峡というか「水道」があるんです。水道といっても、飲み水の水道ではなく、外洋からの荒波が押し寄せる入り江のような場所です。
 この「セバーン・エシュチュアリー」なんですが、毎年春と秋に2、3日ずつ、大波が立って、それがなかなか崩れず、立ったまま、入り江の奥まで突き進むんだそうです。
 その伝説の波のことを、「セバーン・ボーア」っていうんだそうです。
 その波に乗る世界大会が、6日に行われたわけです。
 世界各地から、ハワイとかオーストラリアなどから、1000人ものサーファーたちが集まったそうですから、ひょっとすると日本からの参加者もいたかも知れませんね。
 競技は「水道」の入り口近くのニューハムってところから始まりました。波の高さは1.2メートル。そんなに高くないような気もしますが、イギリスの新聞は中国のチェンタングキアンというところに次ぐ、世界第2の大波だ、なんて書いています。
 ほんとかしら? ちなみに英紙によると、世界1というその中国の大波は波高なんと7.5メートル。これも春に出現するものなのだそうです。

 で、その世界で2番目の「セバーン・ボーア」を「舞台」にした波乗り世界大会の勝者は、41歳のイギリス人男性、スチーブ・キングさん。地元に住む、鉄道の技師をしている人です。
 20歳のときから、セバーン・ボーアに挑み続けてきた、波乗り歴20年のベテラン・サーファー。
 並み居るライバルが一人落ち、二人落ちしているなか、「セバーン・ボーア」がアボンマウスというところで崩れるまで、なんと1時間17分も波に乗り続けたんだそうです。
 距離にして12.2キロ。
 
 これまでの世界記録は、昨年6月、セルジオ・ラウスというブラジル人サーファーが、ブラジル北部のアラウアリ川で出した10.1キロ。
 スチーブさんの新記録は、これを2.1キロ(というのことはタクシーの初乗り区間ぐらい)、更新した
わけです。
 速度は最大で時速32キロ。
 これって結構速いですね。
 
 「地の利」を生かして優勝をさらい、世界新記録まで樹立したスチーブさんは、ゴールに倒れこむマラソン選手のように、フラフラ状態だったといいます。
 体力だけでなく神経も使うのが波乗り。
 グロッキーになるのもわかるような気がしますね。

 桜前線が北に去ったら、日本のビーチも本格的なサーフィンの季節。
 わたしたちの地元の海からも、世界記録に挑むサーファーが出るといいですね。

Posted by 大沼安史 at 12:11 午後 1.いんさいど世界 |

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