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2006-02-06

〔重要NEWS〕 昨年7月のロンドン同時多発テロ サウジが詳細情報を伝え、英国側に事前警告 

 英紙オブザーバー(ガーディアン日曜版、電子版)は2月5日、昨年(2005年)7月7日のロンドン地下鉄同時多発テロについて、サウジアラビアが同年初め、6ヵ月以内に4人のテロリストが攻撃を行うと英国政府に事前警告していた、と報じた。

 同紙は昨年8月、サウジ情報機関が2004年12月、リヤドで、英米情報機関に「7・7テロ」を事前警告したことをスクープしていた。今回の報道は、その第一報を、米政府筋の確認によって確証したもの。

 サウジが英米に伝達した情報は具体的で、4人のテロリストがロンドンの地下鉄、もしくはナイトクラブを攻撃する計画を進めている、との内容だった。

 サウジ筋は、「7・7テロ」と直接関係する情報だった、と言明しているという。
 また、複数の米政府筋によれば、米国の「国家安全保障会議」の高官(複数)が昨年の早い時期に、サウジより事前警告があったことを確認したという。

 サウジ情報部はこの情報を、逮捕したサウジの武装抵抗勢力メンバーから入手した。逮捕された男は、尋問に対し、シリアのある電話番号を自白、その電話で指令を受けることになっていたと供述した。
 男はまた、英国のイスラム過激派に資金提供しているのは、「リビアのビジネスマン」とされる人物だと証言した。

 こうした確度の高い事前警告を通告されていながら英国政府は、「7・7」の3週間前、厳戒態勢を解いていた。

 英政府が事前警告を受け止めていれば、「7・7」は阻止されたかも知れないわけで、テロ犠牲者の遺族から、真相究明を求める声が出ている。

 (大沼 注)

 「7・7」も、「9・11」と同じだった。
 事前情報、事前警告がありながら、テロの「実行」を許してしまった。
 それは反テロ情報当局の「ミス」ではなく「意図」であったとしたら? 
 「7・7」をめぐるミステリーに、新たにもうひとつ、謎が生まれた。
 「闇」深し、である。
 

http://observer.guardian.co.uk/uk_news/story/0,,1702660,00.html

Posted by 大沼安史 at 11:10 午前 |

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