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2006-01-12

〔NEWS〕 NSAディープスロート、名乗り出る

 米国の秘密情報機関、NSA(国家安全保障局)がブッシュ大統領の秘密命令の下、米国内でも自国民を対象に、盗視・盗撮を続けていた問題が米紙ニューヨーク・タイムズ紙の報道で明るみに出たが、NSAの元職員がこのほど、自分が同紙の情報源となったディープスロートであると名乗り出た。

 米ABC放送が1月10日が報じた。

 それによると、自らディープスロートと表明したのは、20年にわたってNSAに勤務してた元職員のラッセル・タイス氏。

 タイス氏はNSA内部で、「黒世界プログラム&作戦」と呼ばれる、「特別アクセス・プログラム」を専門としていた。

 同氏はそのプログラムの一部が違法に行われているとして、連邦議会で証言する用意があるとしている。

 同氏によれば、NSAの「特別アクセス・プログラム」は、国内・国際通話が、ニューヨークなどの「センター」を通じて行われる際、追跡し、篩にかけるテクノロジーを持っている。

 そこで得られた情報は、ターゲットの電話番号から数百、数千に枝分かれする、クモの巣状にグラフ化され表示される。

 ブッシュ大統領は少人数の自国民に対して傍受活動に許可していたされるが、同氏によれば、NSAは数百万人規模で国内盗聴する能力を持つ。

 ABCによれば同氏は、ニューヨーク・タイムズ氏がスクープ報道を行った時点で、デォープスロートではないか、とNSA内部で取り沙汰されていた。

 タイス氏は、自分の良心は澄んでいる、と語っているという。

〔大沼 注〕

 NSAの自国民傍受問題を暴露したディープスロートが、自ら名乗りを上げた。
 米司法省が情報漏えいの捜査に乗り出したのを受け、ブッシュ政権との対決を決意したものと見られる。
 今回のABC放送とのインタビューでタイス氏はかなり踏み込んだ発言をしているが、さらに決定的な「爆弾」を隠し持っているはず(それがなければ表に出ることはできまい)。
 同氏の口から今後、どんな衝撃の新事実が飛び出すか、注目したい。

http://abcnews.go.com/WNT/Investigation/story?id=1491889

Posted by 大沼安史 at 09:52 午後 |

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