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2006-01-02

〔コラム 机の上の空〕 英国流 幸せになるための10のステップ

 一年の計は元旦にあり。お正月は一念発起、何事かを誓うチャンスです。「初夢」を見て、それを実現しようと心に誓う。神棚に向かってかしわ手を打って、一心に祈念する。自分を変える、新しい自分を目指す。新春はその絶好の機会です。

 新年にこういうことを考えるのは、われわれ日本人だけかと思っていたら、そうでもないようです。

 英国の新聞を見ていたら、高級紙の「インディペンデント」が、元日付けで「ことしこそ、自分を変える、リッチになる、幸せになる」特集記事を掲載していました。

 新年こそ、絶対に×××するぞ……。
 まぁ、考えてみれば、洋の東西を問わず、これって誰もがやることなんですね。 

 で、そのインディペンデント紙の記事ですが、英国流の、自分を変える、リッチになる、幸せになる考え方がわかって、おもしろいというか、参考になります。

 3日坊主どころか、もう誓いを破っている人もいらっしゃるかも知れませんが、まだ新年は始まったばかり、巻き返しは十分可能です。英国流、「年頭の決意の仕方」をご紹介しましょう。

 まず、「どうしたらリッチになれるか、10のポイント」を見ると、これはほとんど参考になりませんね。

 「第1 借金は全部返してしまえ」とか「第2 コストは全部切り詰めよ」とか。こんなの当たり前で、読んで損した気になりましたが、第9と第10のポイントはさすがだと思いました。

 「第9 貧乏な人と付き合え」――なるほど、これは行けますね。ビンボーな人と一緒にいれば自然とお金を使わなくなりますから、貯まる一方。

 ぼくのように、自分よりビンボーな人が周りにひとりもいない、という場合はちょっと困りますが……。

 「第10」は、「世界を見渡せ」。そうすればお前はいっぺんで「リッチ」になれるよ、というアドバイスです。

 これって真理ですね。ぼくのようにビンボーな日本人にも通じること。

 アフリカとかの最貧国の人に比べたら、ぼくらはまだまだ、スーパーリッチなわけですから。

 続きましては、本日のキモというべき、「英国流 幸せになるための10のステップ」をご紹介しましょう。

 第1のステップ:人生のパートナーと毎週、語り合いなさい。1時間だけでOKです。

  独身の人は、しばらく会っていない人に電話をかけておしゃべりする。
  これって大事なこと。「友情は、子どもの遊びの大人バージョン」だって言うんです。なんとなくわかりますね。

 第2のステップ:夢中になれる趣味や活動を見つけなさい。

   これは別にフツーですね。自分が「はまる」ものを見つける……。

 第3のステップ:完全主義者(perfectionist)になるな。満足主義者(satisfiers)になれ。

  そこそこに納得し、満足するよう心がける。これもまぁ、当たり前。英国人もあまり芸がありませんね。

 第4のステップ:社交では「壁の花」になるな、自分がすごいなと思う人の真似をしろ、アイコンタクトを心がけろ……と続いたあと、「声の高さ・調子を変えろ」というアドバイスが書かれています。

 声を変えて別人になれ、というのでしょうか。これはちょっとすごいですね。

 第5のステップ:1日1回はガハハと笑え。

  ま、これはフツーですね。というか、英国は遅い。
  日本になんか、笑う門には福来たる、って諺があるのに、いまごろになって笑えだなんて遅すぎ。
  でも、ダイエットにもなるから笑えというのが、注目点。1日あたり100回から200回、腹がよじれるくらい笑うと、500カロリー消費されるそうです。

 第6のステップ:1週間に3回、30分ずつエクサイズせよ。

  こうするだけで、幸せ感覚が10-20%、向上するんだそうです。

 第7のステップ:微笑みなさい。

   これも常識のうちですが、英国人らしく(?)すごいのは、「作り笑い」OK。作り笑いでも、脳内快楽物質、エンドルフィンが分泌されるんだそうです。

 第8のステップ:自分の親友(ベスト・フレンド)に自分がなってしまう。

  ベストフレンドは相手を理解し励ますもの。それを自分のなかにつくちゃう。
  そうすることで、3週間で自己改造OKだそうです。
  これもなかなか、ですね。

 第9のステップ:自分にいい思いをさせる。

  熱いお風呂につかったり、グラス一杯のワインを飲んだり。気持ちをこめてセックスをする。

 第10のステップ:相手のために何かをしてあげる。

   つまり、利他。利己ではなくて。
   これこそ、長続きする喜びである、とインディペンデント紙は書いています。

 
 それにしても英国人って、こんなに、10もステップを踏まなくちゃ幸せになれないんですかねぇー。

 ちょっと疲れてしまいますが、もともとキリスト教の国だから、例の「十戒」の影響で、「10」にこだわるんでしょう。

 このうち、ぼくが気に入ったのは、第9のステップですね。

 「自分にいい思いをさせる」

 これっていいですね。

 ぼくなんか、お屠蘇をたっぷり飲んで、新年早々、幸せ度、全開です。

 読者のみなさん、本年もよろしく。 
         
   

Posted by 大沼安史 at 05:13 午後 3.コラム机の上の空 |

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