« 〔いんさいど世界〕 日の丸捕鯨船団VSグリーンピース抗議船が激突 南氷洋、波高し | トップページ | 〔A Happy New Life!〕 ちゃんと食べて「落ち込み」から立ち直る 英国の研究で確認 »

2006-01-16

〔NEWS〕 ブレア政権、最後の「聖域」、国会議員を盗聴へ G・オーウェルの『1984年』の未来図、2006年の英国で実現

 英国の作家、ジョージ・オーウェルが生きていたら、どう思うだろう。
 ロンドンを舞台とした小説、『1984年』が描いた、盗聴社会の未来図が、2006年の英国において実現してしまうのだから……。
 英国の高級紙、インディペンデント(電子版、1月15日付け)のスクープ記事を読んで、驚いてしまった。
 ブレア政権が国会議員に対する盗視・盗聴活動を開始する、というのである。

 英国には、「ウィルソン・ドクトリン」という原則があって、国会議員に対する盗聴活動は過去40年間、禁じられていた。
 これをブレア政権は破る、というのだ。
 昨年7月のロンドン地下鉄同時多発テロ事件を契機に、英国内を分担する情報機関、MI5の権限が強化されているが、国会議員という「聖域」にまで、スパイ活動が拡大されることになった。
 同紙によれば、ブレア首相はこの新方針を「数週間以内」に公式に表明するという。
 
 
 英国の国内監視活動は新しいテクノロジーの出現で1997年以降、飛躍的の強化されているという。
2000年には「調査権限規制法」なる国内スパイ法が制定され、衛星による監視を含むメールや電話などの通信活動を盗視・盗聴できる体制になっているという。

 ビッグブラザーに徹底監視される、全体主義の管理社会が、オーウェルの暗い予想通り、小説の設定より約20年遅れで、英国を覆い尽くそうとしている。
 
 日本はどうなっているのだろう?
 日本のメディアの調査報道を望む。


http://news.independent.co.uk/uk/politics/article338691.ece

Posted by 大沼安史 at 10:27 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〔NEWS〕 ブレア政権、最後の「聖域」、国会議員を盗聴へ G・オーウェルの『1984年』の未来図、2006年の英国で実現: