« 〔いんさいど世界〕 西部戦線、平和あり 1914年 クリスマス・イブの奇跡  | トップページ | 〔For the Record〕 「戦争での殺人は犯罪」 マハティール氏らがクアラルンプール宣言(全文) »

2005-12-26

〔NEWS〕 ゴールドマン・サックス 中国に本格進出 中国最大の中国国際商業銀行の株式を取得へ

 フィナンシャル・タイムズ紙(電子版)が12月24日付けで報じたところによると、米国・ウォールストリートの巨人、「ゴールドマン・サックス」が、中国最大の銀行、中国国際商業銀行(ICBC)の株式を10%取得する。

 中国国務院の承認をすでに得ており、年明け、2006年1月に調印する。

 ゴールドマン・サックスの投資額は37億ドル規模。

 ICBCは中国国内に2万の支店を持ち、中国銀行シェアの20%を占める巨大銀行。
 
 ことし6月、バンク・オブ・アメリカが中国建設銀行の株式の9%を取得して以来の、米国金融資本の中国進出だ。

 (大沼 注)

 ゴールドマン・サックスの中国進出は、米国主導で中国経済の取り込みを図ろうとする、ウォルストリートの世界戦略の一環であろう。
 
 先にカーライル・グループが本格進出を決めたが、たしか、同グループの会長になった人物は、IBMの元トップのはずだ。

 そのIBMがパソコン部門を中国企業に売却し、体質強化を図っている。

 米中の経済一体化は深いところで急速に進んでいるようだ。

 時代は、ジャパン・パッシング(日本素通り)から、ジャパン・ナッシング(日本、何それ?)に移行しようとしているのだろうか。

 ゴールドマン・サックスのレポートでは、2050年のGDP世界1は中国、2位は米国、3位インドで、日本は4位に後退する。

 米国との軍事同盟を強化することだけが「外交」、と思っている日本政府。
 全面的な「対米追随」の先に、何が待ち受けているか?

 新年、2006年は、対中関係改善が第一の外交課題となるべき年である。

 

http://news.ft.com/cms/s/2d34a4be-7422-11da-ab91-0000779e2340.html

Posted by 大沼安史 at 10:25 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〔NEWS〕 ゴールドマン・サックス 中国に本格進出 中国最大の中国国際商業銀行の株式を取得へ: