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2005-11-22

〔NEWS〕 米軍 「白燐(リン)弾は化学兵器と認識」 モンビオ氏らが指摘

 米軍がイラクのファルージャなどで戦闘に使用した白燐(リン)弾について、ほかならぬ米軍、国防総省当局が「化学兵器」であると認識していた事実が、英紙ガーディアンの著名なコラムニスト、ジョージ・モンビオ氏らによって明らかにされた。

 白燐弾を化学兵器でないと主張する米軍、米政府の言い逃れは、もはやきかない事態になった。

 モンビット氏は、同氏の調査員が探し出した、米カンサス州フォート・リーヴェンワースにある「米国指令部カレッジ」発行の「戦闘書(バトル・ブック)」の記述を、ガーディアン紙(電子版、11月22日付け)のコラムのなかで紹介した。

 それによると、「戦闘書」には、「WP(白燐)を人的目標に使用することは、地上戦の法に反している」と明確に書かれている。

 モンビオ氏はまた、同じコラムのなかで、ブロッガー(フリージャーナリスト)のガブリエル・ザンパリーニ氏がその存在を突き止め、自身のブログに掲示した、米国防総省の機密指定解除文書(タイトル:「燐(リン)化学成分の使用可能性について」、日付:1991年4月)に、以下のようなくだりがあることを紹介した。

 「サダム・フセインに忠誠を誓うイラク軍は、クルド人の反乱者とエルビルの住民……そしてイラクのドゥハク郡に対し、白燐(WP化学兵器を使用した可能性がある。WP化学成分は砲撃や武装ヘリで撃ち込まれた……」

 (大沼 注)
 こうした文書の存在が明るみに出た以上、米軍はもはや口をぬぐうわけにはいくまい。

 白燐という化学成分を使った兵器は、化学兵器以外のなにものでもないことは、当たり前のことである。

 モンビオ氏はコラムのなかで、「戦争犯罪(イラク侵攻)中の戦争犯罪(一般州民がいる都市への無差別攻撃)中の戦争犯罪(白燐弾)」といった表現をしているが、同感である。 

モンビオ氏のコラムは ⇒

http://www.guardian.co.uk/Columnists/Column/0,5673,1647998,00.html

ニューヨークで活動するイタリア人ジャーナリスト、ザンパリーニ氏のブログは ⇒

http://www.thecatsdream.com/blog/

Posted by 大沼安史 at 11:58 午前 |

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» 燃える雨7 (戦争犯罪の中の戦争犯罪:白燐の煙の向こう側で起きたもの) トラックバック フットボールは未来の兵器である
世界クラブ選手権に行く前に急いでエントリー。 白燐の対人使用の違法性をアメリカ軍が認識していたという資料が発見されている。 以下、関係箇所の大部分を訳してみた。 ちなみに、この記事はサーモバリック弾の使用についても告発しているのだが、論点がずれる可能性があるため、あえてそれに触れた後半部分は訳出しませんでした。 なお、本記事を取り上げたブログに以下のものもあります。 ◇米軍 「白燐(リン)弾は化学兵器と認識」 モンビオット氏らが指摘 -机の上の空 ◇ペンタゴンが... 続きを読む

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