〔NEWS・新シリーズ イラクから ②〕 ジョーンズ軍曹 「砂漠のネズミ」の死
イラク南部に展開する英軍部隊、第7装甲旅団のニックネームは「砂漠のネズミ(Desert Rat)」だそうだ。
その「砂漠のネズミ」のひとり、ジョン・ジョーンズ軍曹(31歳)が戦死したことを、英紙インディペンデント(電子版、11月22日付け)で読んだ。
20日の日曜日、バスラ北部をパトロール中、道路わきに仕掛けられた爆弾が爆発し、死亡した。
ジャックという、5歳の男の子の父親。
仲間から「ジョナ」と呼ばれていたジョーンズ軍曹は、切れ味のあるユーモアの持ち主だったという。
妻のニッキーさんが言っていた。
「ジョナはほんとうにオールラウンドのスポーツマンだった……彼は兵士であることを愛し、所属する連隊に誇りを持っていた。しかし、なによりも彼はすばらしい父親であり、愛する夫だった」
16歳で軍務に就いた。英国中部の工業都市、バーミンガムの出身。
軍歴を読んで、勝手に労働者階級の出身だろうと想像し、同時に歌手のトム・ジョーンズの、あの歌を思い出した。
そう、あの GREEN GREEN GRASS OF HOME(想い出のグリーングラス)。
我が家の緑の草に手を触れ、帰郷した幸せをかみしめる、男の歌を。
ジョーンズ軍曹は即死だったという。
見ず知らずの英国人の彼に、故国の我が家を想い、妻と息子の幸せを祈るだけの時間を持たせてあげたかった。
インディペンデント紙の記事は ⇒
http://news.independent.co.uk/world/middle_east/article328528.ece
トム・ジョーンズの歌の歌詞は ⇒
http://www.azlyrics.com/lyrics/tomjones/greengreengrassofhome.html
Posted by 大沼安史 at 04:24 午後 | Permalink

















