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2005-11-29

〔いんさいど世界〕 永遠の都は、ペットの天国、ローマが動物愛護条例

 ここで、いきなり、Question!!

  もういちど、たとえばこの世に、ペットとして生まれるならば、あなたは、どこに生まれて来るのが、ベストだとお思いですか?

 パリ? ニューヨーク、それともハワイ?

(ピンポーン! またブーッの後)答えは……ローマです。

イタリアの首都、ローマ。

永遠の都って、実はペットの都、ワンチャンやニャンチャンたちのパラダイスなんです。

米紙ロサンゼルス・タイムズの記事(デイリーヨミウリ、11月21日付け)の記事を読んでびっくりしちゃいました。

すべての道はローマに通ず。世界のワンチャン、ニャンチャンが理想の生活空間を求めて、一路、ローマに向かう、なんてこともありそうな(?)、ペット・パラダイスになっているんだそうです。

実はローマの市議会が、ものすごい「ペット愛護条例」を制定し、それが11月の9日から施行されているのです。

どれぐらいすごいかというと、たとえば金魚。

金魚なら日本でも金魚鉢で飼うもの。水草を入れ、えさをあげて、その可憐な姿を楽しむものですが、これがローマで禁止されてしまいました。

狭いところに閉じ込めておくのは、動物虐待、というか、金魚虐待だっていうんです。

金魚鉢に棲み続けていると、しまいには、目が見えなくなってしまう(ほんとうにそうなんでしょうか? レンズのようなガラスの鉢にずっといると、たしかに視覚がヘンになっちゃいそうな気もしますが……)。

だから、ダメ。飼うなら、最低でも、ちゃんとした水族館レベルの水槽で飼いなさい、ってことが決まった。

金魚すくいとか、お祭(カーニバル)のお土産で、プラスチックの袋に詰めたりすることも許されなくなった。

これって、そうとうなものですね。

ここまですごくありませんが、同じことはワンチャンたちにも言えます。

犬をペットにしている人たちは、条例で毎日、雨の日も槍の日も、なにがなんでも毎日、散歩に連れ出さなければならなくなった。違反すると、7万円近くの罰金だそうです。

それから、尻尾を短くしたり、爪を抜いたりする手術も禁止(これはチャンチャンも、規制の対象です)。

ニャンチャンについて言えば、野良猫の世話をしている「ネコ・レディー」(ネコ好きおばさん)たちも、これまでのフリーランスの立場から、きちんとした法的認知を受けた、(たぶん)「屋外生活ネコ支援レディー」に昇格しました。

市役所から、手当が出るようになったか、えさ代への補助は出ているのか、わかりませんが……

まぁ、もちろん、犬を毎日、散歩に連れ出すとかはまだわかりますが、しかしどうなのでしょう、金魚を金魚鉢で飼ってはならないなんて。

日本古来の「金魚文化」のようなものがローマにあったら、絶対、こんな条例、つくらないと思いますね。

小さな金魚鉢で何十年も生きたとか、こんなに大きなったなんて話は、日本ではザラですよね。

家のガラス鉢で金魚を育てるって、子どもたちの情操教育にもつながるはず、なのに。

ローマは一日にしてならず、といいますが、日本の金魚文化を「ペットの都」に輸出してあげたい気がします。

Posted by 大沼安史 at 12:35 午後 1.いんさいど世界 |

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