〔NEWS 特報〕 イラク戦争に負けてしまう? 米国防総省が懸命に「鳥インフルエンザ」対策 新ワクチン確保へ 「タミフル」も大量購入
米国防総省(ペンタゴン)が「鳥インフルエンザ(バード・フル)」対策に懸命になっている。
イラクやアフガニスタンで戦争を続け、世界中で臨戦態勢にある米軍にとって、「バード・フル」対策はそれこそ死活の問題。
これに罹って兵士がバタバタ倒れてしまえば、戦闘どころの騒ぎでなくなってしまうからだ。
兵士の「健康力」、即「兵力」であるだけに、ペンタゴンは必死だ。
米紙「星条旗」紙(電子版、11月2日付け)が報じた。
それによると、ペンタゴンは現在、米国の国立衛生院(NIH)が開発中の「H5N1バード・フル」ワクチンを、270万ドーズ、すでに発注している。
第一陣の入荷は来年2月の予定だそうだ。
(大沼注 つまり、開発中の米国製ワクチンは、来年2月までには完成する見通し、である。これも見逃せないニュースである)
ワクチンが完成してもFDA(連邦食品薬品局)の「承認」がなければ「投与」できないのがルールだが、ペンタゴンには連邦保健厚生省の「緊急時特別許可」で、兵士に緊急投与する道が開かれている。
(ワクチンの安全性の最終確認など、待っていられない……)
ペンタゴンではまた、バード・フルに唯一、効果があるものと期待されている抗ウイルス剤、「タミフル」の調達にも動いており、250万治療コース分(1治療コースは、1日2錠・5日分)を「購入中」だ。
さらに、吸引式の「レレンザ」という薬の確保にも走っている。
〔大沼注〕
鳥インフルエンザは、アジアのほか、トルコ以西のヨーローパ各地で感染が確認されている。その中間地域にあたるイラクやアフガニスタンでは感染例の報告はないが、それは感染をまぬかれているという保障ではない。すでに発生しているのに気づかないか、気づく余裕がないかのどちらかである可能性は残されている。
それにしても米軍には人殺しのための兵士の健康維持に動くのではなく、不衛生な戦闘地域での「バード・フル」の予防と人命を守る救助活動にあたったほしいものだ。
それが米軍に期待される「国際貢献」というものだろう。
「星条旗」紙の記事は ⇒
http://www.estripes.com/article.asp?section=104&article=32710
Posted by 大沼安史 at 10:16 午前 | Permalink
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2005/11/12(Sat)
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