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2005-11-27

〔新シリーズ がんばれ シンディー!〕 「平和の母」、ブッシュ牧場に帰る 感謝祭の週末、現地でプロテスト

 「平和の母」こと、シンディー・シーハンさんが、感謝祭の週末、米テキサス州クロフォードのブッシュ大統領牧場隣接地にあるイラク反戦運動の「聖地」、「キャンプ・ケイシー」に戻って、同牧場で休暇を過ごすブッシュ大統領に対する抗議を続けた。

 AP電など現地からに報道によると、シンディーさんは感謝祭当日の11月24日に、サンフランスコからダラス経由で、近くのウェイコー空港に着き、クロフォード入りした。

 空港ロビーには40人近い支持者が出迎えた。

 そのころ、ブッシュ牧場近くに開設された「キャンプ・ケイシー」の大テントの下では、200人近い抗議の人びとが、七面鳥ではなく、イラク料理を食べ、家族的な絆を確かめ合った。

 シンディーさんは、イラクの人びとと連帯するその食事には間に合わなかった。

 カリフォルニアの自宅で私事が重なり、クロフォード入りが遅れた。

 シンディーさんはことし夏、26日間、ブッシュ牧場の前で、息子のケイシーさん(24歳で、イラクで戦死)の死を悼み、抗議行動を続け、一躍、時の人となった。

 愛息の名前を冠した抵抗の拠点、「キャンプ・ケイシー」入りはこれで2度目。

 シンディーさんは、「キャンプ・ケイシー再訪」の心境を綴り、「華氏911」のマイケル・ムーア監督のホームページに寄稿した。

 それによると、シンディーさんはサンフランシスコからの機内で、なんども涙ぐんだという。「まだ、よき思い出を回顧するような場所に辿り着けないでいる」。ウェイコー空港に着くまで、気分は沈みっぱなしだった。

 空港で旧知の仲間の出迎えを受け、シンディーさんは「不思議にアットホームな感じ」した。クロフォード市内の拠点、「平和の家」を経て、「キャンプ・ケーシー」に到着したとき、彼女は「我が家に帰ってきた」と、そう、たしかに感じた。

 ブッシュ大統領には胸襟をひらいて話せる相手が4人しかいない、との報道を引いて彼女は、こう書いた。

 「反対にキャンプ・ケイシーのわたしたちは、笑いと愛と希望と受容に包まれています。ここにいるだけで微笑みが浮かんでくるのです」

 そんな彼女のもとに、「アバズレ女を溝に放り込め」というメールが届いた。

 メールの送り手は、戦死した息子のケイシーを貶めていると、彼女を非難した。
 お前の息子は、お国のために死んだんだろう。
 それなのにお前は反戦運動をやっている。このアバズレ女が、死んでしまえ、という意味のメールだった。

 その非難にこたえ、シンディーさんはこう記した。

 息子はイラクに無垢の人びとを殺しにいったのではない。
 「彼(ケイシー)は、イラクに出発する前、人を殺せるとは思えないと、みんなに語っていた」と。

 シンディーさんは、クロフォード市内の「平和の家」につくられた、ケイシー記念ガーデンのオープニングに出席するなど、現地には27日の日曜日まで滞在した。

 ブッシュ牧場前にこんどは、復活祭のとき、帰る。
 

詳しくは ⇒

http://seattlepi.nwsource.com/national/1110AP_Crawford_War_Protest.html

http://www.michaelmoore.com/mustread/index.php?id=550

Posted by 大沼安史 at 01:51 午後 |

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