〔NEWS〕 2本目のトカゲの尻尾に……ローブ大統領補佐官に身内から辞任求める声
CIAエージェト身分漏洩事件のもうひとりの主役、カール・ローブ大統領補佐官に辞任を求める声が、ブッシュ政権内から上がっているという。
起訴されたリビー副大統領補佐官に続く、2本目のトカゲの尻尾切り。
こちらはリビー被告と違って大物中の大物だけに、その去就が注目されるが、フィッツジェラルド特別検察官の捜査の包囲網は着実に狭まっており、「辞任」だけでは逃げ切れなそうな雲行きだ。
ワシントン・ポスト紙(電子版、11月3日付け)は、「ローブの将来の役割が議論されている」という見出しの記事を掲げた。
ホワイトハウスのおける「将来の役割」?
もって回った言い回しだが、要するに、大統領補佐官としてローブ氏に未来はない、早く辞めてくれ、という声が、ホワイトハウスや政権与党の共和党筋から流れはじめているのである。
背景にあるのは、同紙も指摘するように、フィッツジェラルド特別検察官が、「タイム」誌のクーパー記者(クーパー記者とローブ補佐官の件は、本紙「机の上の空」既報=ミニNEWS欄参照)の弁護士に接触するなど、ローブ補佐官立件へ向け、捜査を強化しているからだ。
同紙はローブ補佐官に近い筋の話として、フィッツジェラルド補佐官は「虚偽証言(false statements)」の罪でもって起訴するだろうと見通しを語っているが、その程度で済むのかどうか、大いに疑問である。
フィッツジェラルド特別検察官は、CIAエージェントの身元をリークしたのはローブ補佐官であると断定して、事件の「本筋」である、諜報法違反の罪で起訴に持ち込もうとしているのではないか。
そういう流れを知ったからこそ、「辞任」論をふりまく、その「筋」の連中が出てきた、と推測される。
ワシントン・ポストの記事は ⇒
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/11/02/AR2005110203276_pf.html
Posted by 大沼安史 at 05:26 午後 | Permalink

















