〔NEWS〕 英紙記者 バグダッドで拉致
英ガーディアン紙の特派員、ロリー・キャロル氏(33歳)が10月19日朝、バグダッドで取材中、武装したグループに拉致され、行方不明となった。
キャロル氏は、同紙の前アフリカ特派員(ヨハネスブルク駐在)で、ことし1月からイラクに入り、取材を続けていた。
この日はサダム・フセイン裁判の関連取材で、ドライバー2人と通訳1人の4人で、バグダッド市内のシーア派居住区に入り、インタビューをしていた。
住民の家を出たところで、拉致された。
キャロル氏はアイルランドのダブリン出身。アイルランドのパスポートを持っている。
アイルランド政府は中東の出先機関に発見に全力をあげるよう指示した。
(大沼注)あの、パキスタンで殺害されたダニエル・パール記者(米ウォール・ストリート・ジャーナル紙)のように、謀略的な背景がなければよいが……。
ガーディアン紙は米英軍のイラク侵攻に批判的な論調で知られる高級紙。
キャロル記者もまた、たとえば、「イラク西部のラマディで、アメリカ軍の空からの攻撃により、70人以上が死亡した。目撃者によると、婦女子も数十人、含まれている」(今月18日付け)といった、米軍当局の発表によらない記事を書き続けてきた。
そういう記者を、いったい誰が、何の目的で連れ去ったか?
英軍撤退の動きに水をさそうとする意図さえ感じられる。
キャロル記者の生還を祈る。
Posted by 大沼安史 at 12:32 午後 | Permalink

















