〔NEWS〕 ルー村長は生きていた! 「中国のガンジー」 生存を確認
殴打によって殺害されたのではないかと世界中の人々が心配していた、中国の草の根民主化運動のシンボル的存在である、ルー・バングリュエさん(34歳)の生存が確認された。
ルーさんはことし8月、中国南部・広東に近い村で、村人により、腐敗した共産党官僚に代わって、村長に選出された。
ガンジーを崇拝する非暴力主義者で、近隣の村の民主化運動を支援するなど、農村部に民主主義を根付かせる運動に携わっている。
そのルーさんが、同行していた英国の新聞、ガーディアン紙特派員の目の前で、車から引きずり出され、暴行を加えられたのは、10月9日。
その日、村長選挙の投票が行われるタイシという村に入ろうとしたときだった。
タイシ村もまたルーさんの村と同様、党の官僚による汚職や不正が横行し、村人による抗議行動が続いていた。
ルーさんはそのタイシ村の人びとを支援しており、現場にガーディアン紙特派員を案内する途中だった。
ルーさんに対する殴る蹴るの暴行を目のあたりにしたガーディアン紙のジョフ・ワルト記者は、警察に一時拘束されたあと、一部始終を翌10日の同紙紙面で報道した。
ワルト記者が最後に見たのは、道路の溝に意識不明で横たわるルーさんの姿。
同記者はルーさんが死んだのではないかと思い、「彼らは命がなくなるまで殴り続けた」と報じていた。
ルーさんの生存は、同じワルト記者が確認し、11日付けの同紙で明らかにした。
ルーさんは地元の病院に運ばれたあと、自宅まで車で搬送された。
当局が救急活動をしたのは、西側報道機関の目を意識してのことらしい。
(大沼・注)
ガーディアン紙(電子版)に載った記事にはルーさんの写真もついている。
⇒ http://www.guardian.co.uk/international/story/0,,1588521,00.html
やせっぽっちで、どこにそんな強さがあるのか、わからない、フツーの人だ。
1989年の天安門事件では、北京の大学のエリートたちが立ち上がった。
そしていま、地方の農村のフツーの人が権力に立ち向かっている。
このBLOGでは、こうした中国の民衆の闘いにも注目し、随時、レポートしていくことにしよう。
Posted by 大沼安史 at 03:42 午後 | Permalink

















