〔NEWS〕 米兵 タリバン兵士の遺体を冒涜 西を向かせて焼く 心理戦の挑発行為 豪テレビが映像を放映
オーストラリアのテレビ局、SBSは10月20日、アフガニスタンで掃討作戦にあたっている米軍兵士らが、タリバン2人の遺体を焼き、勝ち誇って挑発する場面を収録したビデオ映像を放映した。
映像は全世界で「再放映」され、衝撃波を広げている。
豪紙、シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版、21日付け)の報道などによると、現場を撮影したのは、フリーランスのジャーナリスト、オーストラリア人のステファン・デュポン氏。
米陸軍第173空挺旅団の部隊に同行し、今月(10月)に、アフガン南部のカンダハル近郊の丘陵で撮影した。
英紙、インディペンデント(電子版、21日つけ)によると、映像には、炎に包まれる遺体を米兵が見守るシーンのほか、2人の米兵が挑発文を読み上げる姿が映し出されている。
タリバン武装勢力が潜んでいるとみられる近くの村に向けたメッセージで、「お前たちは戦士たちが西を向いて焼かれるのを許した。怖くて、遺体を取りに来ることさえできないのだろう」と挑発している。
アフガンのイスラム教徒にとって、遺体を焼くことは冒涜であり、東の方、メッカに向かって安置するのが、死者に対する作法だという。
インディペンデント紙によると、このビデオ映像は、米陸軍の心理戦部隊でよって流布されたもので、タリバンを「臆病な犬ども」と罵っている。
明らかにタリバンの攻撃を誘う、挑発メッセージだ。
(大沼注)
ジュネーブ条約は、敵の戦死者についても、名誉ある方法で埋葬するよう定められており、この意味でも米軍の行為は非人道的なものだ。
米軍当局は調査を約束したが、イスラム世界における米軍のイメージは、もはや取り返しのつかないほど、地に落ちてしまった。
モラルの堕落を必然的にともなう、悲しく無残な戦場の現実。
これが「忘れられた戦争」、米軍によるアフガニスタン侵略・占領の真実である。
それは、わたしたち日本の軍隊による中国侵略の過去とつながるものだろう。
あの時代もそうだった。
アフガンに送られた米兵のように、日本の兵士たちも、故郷から遠く離れた地で、「戦闘」という名の「組織的な人殺し」に従事しなければならなかった……。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙の記事は ⇒
Posted by 大沼安史 at 05:55 午後 | Permalink
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