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2005-10-17

〔NEWS〕 イラクでの英軍兵士爆殺 使用された爆弾は英諜報機関がIRA(アイルランド共和国軍)にノウハウを提供したものと同型 諜報の闇、さらに深く……

 英紙インディペンデントの日曜版(10月16日付け、電子版)に、諜報の闇の深さを思い知らされる、驚くべきスクープ記事が出ていたので紹介したい。

 イラク南部で英軍兵士を爆殺するのに使われた爆弾が、15年ほど前、北アイルランド紛争が激化していた頃、英国からの独立を求める武装過激派、IRA(アイルランド共和国軍)が、英国の情報当局のスパイにより提供されたテクノロジーをもとに開発したものと同型であることが判明したという。

 英情報筋が同紙に対して明らかにしたところによると、英軍兵士を狙って使用された爆弾は、信号ワイヤ、ラジオ・シグナル、赤外線の3つの起爆装置を持ったもので、IRA内に浸透した英国情報部のダブルエージェントが教授した技術をもとに、IRAが完成させたものの同型改良版。

 英国のスパイがIRAに伝えたオリジナル版は、カメラのフラッシュを使ったものだが、その部分が赤外線装置に交換されていた。

 北アイルランド紛争が頂点に達していた1990年前後、IRAはパレスチナ過激派とも連係しており、イラク南部への技術流出は、レバノン南部の「ヒズボラ」経由のものではないか、とみられる。

 英国のエージェントがIRA側になぜ、ノウハウを供与したかについては、それを前提とした対策をとることができるため、としている。
 
 諜報活動の底知れぬ不気味さを覗かせる話ではある。

Posted by 大沼安史 at 10:42 午後 |

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