〔NEWS〕 1998年 「偽100ドル札」満載の北朝鮮船を日本の艦船が拿捕 ジョン・クーリー氏が指摘
キプロスのニコシアを拠点に長年、中東問題をカバーしてきた米国人ジャーナリスト、ジョン・クーリー(John K. Cooley)記者が、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙(電子版、10月23日)で、北朝鮮による「偽100ドル札」製造問題をレポートした。
米司法当局がこのほど初めて、北朝鮮の「100ドル札」偽造疑惑を公式に明らかにした(10月13日付けの産経新聞など参照)のを受けて、同記者の取材結果を公表した。
それによると、北朝鮮は1970年代の半ば、スイス・ローザンヌの「デ・ラ・ルエ:ギロン」社から印刷機を導入した。
首都ピョンヤン中心部の工場で印刷された偽造100ドル札の流通ネットワークは、最初は中国、それから東南アジア、北米に広がったという。
1994年には、ニューヨークに本店を置く「リパブリック・ナショナル銀行」の香港支店の窓口係が、マカオの「デルタ銀行」から持ち込まれた100ドル札を偽札と見破っている。
マカオのこの銀行は、北朝鮮の資金洗浄役を引き受けていた。
偽100ドル札は中国マフィアによって北米へ持ち込まれ、カジノなどで使われたこともあるという。
北朝鮮に逃走した日本赤軍の幹部の一人が25万ドルをタイ通貨に交換しようとしてカンボジアで逮捕されたこともあった。
しかし、クーリー記者のレポートで驚くべきは、以下のくだりである。
1998年の夏、日本の「海軍」(大沼注 海上自衛隊の自衛艦の可能性もなくはないが、おそらくは海保の巡視船)が、偽100ドル札を満載した北朝鮮の船を拿捕(だほ)した。
日本の警察は、アメリカのシークレット・サービスのエージェントの協力を得て、日本国内の流通先を一網打尽にした。
日米両政府は、拿捕後、48時間以内に、この問題に蓋をした……。
クーリー記者によれば、こういうことが実際あったのだとう。
同記者のレポートぶりをこれまで見続けてきた筆者(大沼)としては、信頼すべき事実の報道だと思う。
日本の主流マスコミの確認報道をお願いしたい。
クーリー記者の記事は ⇒
http://www.iht.com/articles/2005/10/23/opinion/edcooley.php
産経の記事は ⇒
Posted by 大沼安史 at 05:35 午後 | Permalink

















