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2005-09-22

「平和の母」、首都ワシントン入り

 イラク反戦運動を続ける「平和の母」こと、シンディー・シーハンさんは9月21日、首都ワシントン入りした。

 豪紙、ジ・オーストラリアンのワシントン特派員電によると、シンディーさんは約30人の支援者とともに、ホワイトハウスに向かってペンジルアニア街を行進。鉄格子越しにホワイトハウスのスタッフに、ブッシュ大統領あての手紙を託した。

 手紙は、米軍の即時撤退を求める中身。
 シーハンさんは同紙特派員に対して、「わたしたちはこの(ブッシュ)政権に対して、責任を取ってもらいたい」と語った。

 地元紙、ワシントン・ポストの報道によると、この日、シンディーさんらは連邦議会にも立ち寄り、「NOT ONE MORE!」(もう一人も死なせるな!)と叫んだ。
 (大沼・注 イラクでの米軍の戦死者は1900人を突破した)

 シンディーさんに同行したイラクからの復員兵は、「これは右(ライト)か左かの問題ではない。正しい(ライト)か間違っているかの問題だ」と、イラク戦争反対を訴えた。

 同紙によると、シンディーさんら(「兵士を帰せ、全米北コース」バス・ツアーの一行)はこの日朝、ワシントン入りに先立ち、ボルチモア市内中心部で反戦を訴えた。
 イースタン街のビストロ前では、バス・ツアーに参加した兵士の親たちの訴えに、聴衆は涙を拭いながら聞き入った。

 最後にシンディーさんがマイクを握ると、野外のテーブルに座っていた市民らは一斉に立ち上がり、拍手を贈った。

 シンディーさんは言った。

  「4月4日(息子のケイシーさんがバグダッドで戦死した日)にわたしが床に転がって叫び声をあげたあのとき、息子に向かって叫んだあのとき、わたしが失ったものに叫んだあのとき、これは(反戦運動に乗り出すことは)、ひとりの母親として担えることではありませんでした。しかし、ゲームはわたしを鍛えてくれたのです」

 反戦バス・ツアーの主催団体によると、シンディーさんらは23日夜、ワシントン市内のモールに設けられた運動拠点、「キャンプ・ケイシーDC」(DCは首都ワシントンの意味)で、キャンドル・サービスを行い、翌24日の土曜日、同市内で行われる、イラク開戦以来、最大規模のデモンストレーションに参加する。
 
  

Posted by 大沼安史 at 05:18 午後 |

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