グアンタナモ収容所で200人がハンストで抵抗
キューバにある米軍グアンタナモ基地に設けられた強制収容所で、米当局により逮捕・拉致された、200人ものイスラム教徒が数週間にわたってハンガーストライキを続けていることが、9月18日の米ニューヨーク・タイムズ紙の報道で確認された。
ニューヨーク・タイムズ紙によれば、ハンガーストライキに入っているのは、収容者の3分の1以上にあたる、約200人。
裁判さえもないまま、無期限に拘束が続く非人道的な扱いに抗議している。
この「約200人」という数は、収容者の弁護士らによるもの。
米軍当局者はこの数を「105人」としており、うち状態が悪化した20人について病院に収容し、手錠などをかけた状態で、点滴による栄養補給を行っている。
ハンスト実行者の数は、弁護士と米軍当局者によって違いがあるが、ハンストが行われていることを、米軍が事実として認めたことの意味は大きい。
グアンタナモでは、ことし7月にもハンストが行われた。そのときは、米軍側が収容者から苦情を受け付ける委員会を設けることで事態を収拾したが、すぐ委員会を解散したことで、収容者をハンスト再開に追い込んだらしい。
グアンタナモでは2002、2003年にもハンストが決行されたようだが、その時点では収容者に弁護士がつくことが許されておらず、闇に葬られたものとみられる。
同紙によると、グアンタナモ現地の米軍当局者もまた、ハンストの広がりを、「最も深刻な挑戦」と受け止めている。
(大沼・注)8月から始まった、グアンタナモでの大規模ハンストは、英紙インディペンデントやフランスのAFP通信によって報じられていたが、米国の主流ジャーナリズムが遅まきながら事実を「追認」したことで、今後さらに、国際的な関心を呼ぶことは必至だ。
それにしてもアメリカは、いつ「人権の国」の看板を下ろしたのだろう。
これでは「拉致問題」の北朝鮮と、変わらないではないか?………
Posted by 大沼安史 at 12:05 午後 | Permalink

















