米中、関係改善へ カーライル・グループが中国に投資
米国の保守富裕層とつながる「カーライル・グループ」が、中国に4億ドルもの巨額投資をすることが明らかになった。
英フィナンシャル・タイムズ紙や米ウォールストリート・ジャーナル紙がこのほど報じた。
グループの投資先は、上海に本拠をおく「チャイナ・パシフィック生命保険」。
同生保は中国の国営企業で、取締役会が株式の25%をブループに売却することに合意した。
グループはパートナーである米保険会社の「プルーデンシャル」とともに、最大49%までの株式を取得することも可能となった。
「カーライル」が中国に巨額の投資をすることを決めた意味は、単なるディールの域を超えて、大きな政治的な意味を持つものとみられる。
周知のように「カーライル」は、米共和党のブッシュ一族をはじめ、米保守富裕層と密接な関係を持っており、2001年の「9・11」事件をめぐっては、サウジ王家との関係や、サウジのビンラディン一族とのつながりも取りざたされた。
こうした投資グループが中国に本格的に進出することは、現在のブッシュ政権の対中国政策を反映、もしくは決定するものであり、この点からも今後の米中関係は、さまざまな軋轢をはらみながらも、基調として友好的なものになることは間違のないところだ。
米中急接近のなかで、日本の対中外交の在り方が問われる事態になっている。
Posted by 大沼安史 at 03:02 午後 | Permalink

















