2009-07-05
〔ビルマより〕 スーチーさん ミャンマー捕囚5000日
英紙インディペンデントによれば、今日、7月5日に、スーチーさんの捕囚生活が累計5000日になったそうだ。
⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/5000-days-in-captivity-the-worlds-most-famous-political-prisoner-and-a-dismal-landmark-1731998.html
過去19年のうち、14年間、自由を拘束されているスーチーさん。
自宅軟禁から刑務所での拘禁に代わり、現在、ヤンゴンの刑務所の地下室にいるそうだ。
国連のバン事務総長が首都機能移転先のネピトを訪ね、2000人の政治犯の釈放とスーチーさんとの面会を求めた。
翌朝の返事は「ノー」だった。
事務総長はヤンゴンで外国の大使を集めた会合で、ミャンマー軍事政権を非難したという。
その席には日本の大使もいたに違いない。
ミャンマの日本大使館のHPを覗いたが、バン事務総長のバの字もなく、スーチー女史のスの字もなかった。⇒ http://www.mm.emb-japan.go.jp/
米国に亡命したビルマの僧、アガ氏は、ことし初め、当時まだ、自宅にいたスーチー氏を訪ねたそうだ。
彼女は家の中から姿を現したが、間に兵士が割り込んだため、話をすることすら出来なかった。
アガ氏はインディペンデント紙に対し、こう言っている。
「彼女はひどく悲しそうだった。目に涙を浮かべているようだった」
国連の事務総長の面会も認めないミャンマーの「ドラゴン」軍事政権。
日本の外務省よ、抗議のひとつでもしたらどうなんだ!
Posted by 大沼安史 at 08:39 午後 10.ビルマから | Permalink
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2009-05-19
〔NEWS〕 スーチー女史よ、「あなたは孤独ではない」 英首相が異例の連帯メッセージ
英紙インディペンデント(電子版)によると、英国のブラウン首相は「ミャンマー」軍事政権によって訴追され、ヤンゴンの刑務所で裁判を受けている、ビルマ民主化運動指導者、スーチー女史に対して書簡を送り、「私はあなたに知ってほしい。あなたは孤独ではない」と励ました。
ブラウン首相は「われわれは、あなたが自由で安全なビルマにおいて、当然の権利を行使できるようになるまで、手を拱いていてはならない」とも述べ、釈放に向け、全力を挙げる姿勢を示した。
スーチー女史を刑務所に移管した「ミャンマー」軍事政権に対しては、ヨーロッパで制裁強化の動きが出ているが、このブラウン首相の書簡は、女史との連帯・共闘の姿勢を明確化した点できわめて異例のことだ。
軍事政権に近い中国は静観の構えだが、英国の首相がこれだけ踏み込んだことをしているのだから、日本政府としても「遺憾・遺憾」とばかり言っていないで、軍事政権に対し、はっきりした警告を発すべきである。
ブラウン首相は書簡の中で、軍事政権がこねあげた「ミャンマー」という新国家名ではなく、「ビルマ」と明記している。
ビルマ民衆が求めているのは―ービルマの人々がスーチー女史に期待しているのは、「デモクラシーのビルマ」の実現である。
戦時中の日本を再現するような、軍事独裁ファッショ政権の延命ではない。
⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/brown-hails-suu-kyi-as-burmas-leader-1687195.html
Posted by 大沼安史 at 07:30 午後 10.ビルマから | Permalink
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2009-04-20
〔お知らせ〕 「本の森」でもブログ、始めました!
ボランティア編集長として復帰した、仙台の出版社、「本の森」のHPで、「出版&ふるさと宮城」をテーマに、ブログを始めています。
共用ブログで、わたし(大沼)の分は「編集長」の署名付きです。
4本目、本日、アップしたのは、「新井奥邃の墓を仙台に!」。
覗いてみてください。⇒ http://hello.ap.teacup.com/vancouverbc/
なお、出版のご用命は、ぜひ、私たちの「本の森」に!
「本の森」は、出版をソーシャル・ビジネスと考える、有志で創った出版社です。
よろしく。
Posted by 大沼安史 at 04:43 午後 10.ビルマから | Permalink
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2008-05-16
〔ビルマから〕 軍政 スーチー女史宅の隔離を強化
英紙インディペンデントによると、ビルマの軍事独裁政権はヤンゴン市内のスーチー女史宅の周囲の警備を強化した。
スーチー女史を隔離、ビルマ民衆との接触を禁じる措置と見られる。
〔大沼・注〕 ビルマの民衆の間に「決起」のマグマが蓄積しているのだろう。軍政はそれを恐れている。
⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/paranoid-burmese-junta-steps-up-security-around-suu-kyi-829322.html
Posted by 大沼安史 at 03:31 午後 10.ビルマから | Permalink
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2008-05-08
〔ビルマから〕 救援に動いたのは軍事政権の兵士ではなく僧たちだった!
豪紙、ヘラルド・サンが報じたところによると、サイクロンで壊滅的な被害に遭ったビルマで、僧たちが救援活動に動いている。
軍事政権の兵士は、といえば、「ラングーンのどこにも見当たらない」(目撃者)状況。
〔大沼・注〕 独裁者が大事なのは、自分たちの権力であり、民衆の生活でも命でもないことが、ここビルマでも立証された。
⇒ http://www.news.com.au/heraldsun/story/0,21985,23659550-5005961,00.html
Posted by 大沼安史 at 04:25 午後 10.ビルマから | Permalink
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2008-05-05
〔ビルマから〕 サイクロン直撃
英紙インディペンデントが報じたところによると、ビルマを4日夜、サンクロン「ナルジス」が直撃、壊滅的な被害をもたらしたようだ。
国営メディアによると、死者はすでに350人に達し、数千人がホームレスになるなど被害は拡大している。
民衆の間から、軍事独裁政権が「ナルジス」の脅威に対する警戒を国民に十分、知らせていなかったとする批判も出ているという。
⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/burma-under-pressure-to-let-outside-world-help-after-cyclone-kills-hundreds-821130.html
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Posted by 大沼安史 at 01:41 午後 10.ビルマから | Permalink
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2008-02-10
〔ビルマから〕 「ランボー4 最後の戦場」 DVD 密かに出回る
あのシルベスター・スタローンの活劇映画「ランボー」シリーズの最新作、「ランボー4(日本名・最後の戦場)のDVDが密かに出回っている。
ビルマの舞台のこの映画、ミュンマー軍政の手からキリスト教宣教師らを救出する物語だそうだ。
アフガンでアルカイダにつながるイスラム戦士とともにソ連軍と戦ったと思ったら、こんどはビルマに。
まるでCIAのような節操のなさだが、軍政の圧政にあえぐビルマの人びとにすれば、拍手喝采、送りたくもなろう。
密輸されたDVDは信頼できる友人の手から手にわたっているそうだ。
なお「予告編」は、下記の記事内の「トレーラー」で観ることができる。
⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/why-the-people-of-burma-are-risking-jail-to-catch-a-glimpse-of-rambo-778960.html
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Posted by 大沼安史 at 04:56 午後 10.ビルマから | Permalink
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2008-01-26
〔ビルマから〕 1850人以上が拘束 軍事政権 ガンバリ国連特使との約束を果たさず 米英仏外相が警告の共同声明
英BBC放送(電子版)は1月25日、報じたところによると、国際的な人権団体の「アムネスティー・インタナショナル」は現在、ミャンマー軍事政権により、少なくとも1850人が拘束されている、と発表した。
このうち700人は、昨年の民主化デモ以来、新たに拘束された人びとで、ミャンマー政府の首相がガンバリ国連特使に「逮捕の中止」を約束した同年11月以降も96人の活動家が逮捕されている。
こうした中で米英仏3カ国の外相は24日、共同声明を発表、「デモクラシーへの移行と人権の改善」が、ダボスでの「世界経済フォーラム」で協議されるだろうと警告した。
福田首相も「ダボス」に行くことになっているが、歩調を合わせて軍事政権に圧力をかけるべきだ。
⇒ http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7209419.stm
Posted by 大沼安史 at 06:33 午後 10.ビルマから | Permalink
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2008-01-25
〔ビルマから〕 ミャンンマー軍事政権 折句(おりく)の詩で詩人を逮捕
英BBC放送が1月23日に報じたところによると、体制批判の折句の詩を書いたとして詩人のソー・ウァイ氏が逮捕された。
ウァイ氏はミャンマーの雑誌、「ラブ・ジャーナル」に、「2月14日」と題する詩を発表した。
詩の各行の頭文字をつなげる(折句、縦読み)と、「タン・シュエ将軍は権力の亡者だ」と読めることから、軍政当局に捕まったようだ。
ウァイ氏が逮捕後、どうなったかわかっていない。
BBCによると、昨年、ビルマの有力紙に、スウェーデンの旅行社の宣伝が載った。その「社名」には「タン・シュエを殺せ」とのメッセージが込められていた。
旅行社は幽霊会社だった。
〔大沼〕ビルマ民衆の抵抗は続いている。「ビルマから」を再開する。
⇒ http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7205216.stm
Posted by 大沼安史 at 01:50 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-12-14
〔ビルマから〕 ◇ 「国際人権デー」に集会 ◇ 逃亡警官、続出 ◇ クヤウ氏、ハンスト続行 ■ 学生、黒服で受験
〔お知らせ〕 「ビルマ情勢」は今後、「ビルマから」にタイトル名を変更、レポートを続行します。
◇ DVB(ビルマ民主の声)によると、「国際人権デー」の12月10日、ヤンゴン市内の活動家宅に、100人近くが集まり、午前9時から1時間半、軍政の人権蹂躙に抗議する集会を開いた。
「人権擁護者・保護者ネットワーク」の指導者、ウ・ミント・アイェ氏宅で開かれたもので、近くの路上には治安当局者の乗ったトラック2台が駐車し、監視にあたった。
集会には米大使館員も参加したという。〔日本の大使館員が参加した、とは報じられていない〕
アイェ氏は「われわれは最も悲しい瞬間を生きている」と挨拶した。
集会では「88年世代学生グループ」などからのメッセージも読み上げられた。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=749
◇ DVBによると、9月の民主化デモ弾圧以来、逃亡する警察官が続出しているという。16の警察部隊から100人以上が逃亡した、と消息筋は語っている。
このため、警察長官は各部隊に対し、逃走警察官に対する「コントロール」を命じたという。
〔大沼・注〕 軍政の治安維持・暴力装置が崩れかけているのかも知れない。9月の「血の弾圧」の際も、軍政当局はカレン州で戦闘歴のある実戦経験部隊をヤンゴンに投入、鎮圧に成功したが、動かない部隊もいたらしい。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=757
◇ DVBが12月12日に報じたところによると、ヤンゴンのインセイン刑務所でハンストを続けていたクヤウ氏は、刑務所内の病院から、警察署に移され、新たな容疑で取り調べを受けている。
クヤウ氏は全政治犯が釈放されるまでハンストを続行する決意だという。
妻のマー・サン・サン・マウさんが語った。
クヤウ氏はやせ細り、衰弱しているそうだ。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=763
■ DVBによると、東ラングーン大学で11月21日、約100人の学生たちが、9月の民主化デモでの死者を悼んで、黒い服装をして試験に臨んだそうだ。
学生たちは大学当局によって、二度と黒服を着ないと誓約させれられたという。
大学構内には治安当局者が立ち入り、監視の目を光らせている。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=764
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Posted by 大沼安史 at 10:38 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-12-10
〔ビルマから〕▲ 最悪の居住権侵害国家 ◇ 追放された国連ビルマ駐在官 「貧困対策を」と呼びかけ
▲ DVB(民主ビルマの声)が12月6日、報じたところによると、ジュネーブに本部を置く人権団体、「居住権・追放センター」は、ビルマ軍政当局に対し、2007年の「居住権侵害賞」を“授与”した。
北京五輪に向け住居の強制退去政策を進める中国も、同時受賞した。
〔大沼・注〕ビルマの軍政による住居取り壊しは日常的に行われているらしい。「居住権」は「人権」……なるほど、その通りだ。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=743
◇ DVBが8日に報じたところによると、国外追放された国連のビルマ駐在調整官、チャールス・ペトリー氏はDVBとの会見に応じ、国連はビルマでの貧困問題に取り組むべきだとの考えを示した。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=746
Posted by 大沼安史 at 06:39 午後 10.ビルマから | Permalink
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〔ビルマから〕 ◇ インセイン刑務所で活動家のクヤウ氏がハンスト ★ 北朝鮮が大使を派遣
◇ DVB(ビルマ民主の声)が12月6日に報じたところによると、インセイン刑務所に囚われている活動家のフティン・クヤウ氏が全政治犯の釈放を求め、ハンガーストライキーに入っている。
5日に面会した親族によると、クヤウ氏はその「時点ですでに6日間、食事を拒否している。
刑務官によると、クヤウ氏衰弱しており、刑務所内の病院に移された。
クヤウ氏は8月25日、燃料代高騰抗議行動を扇動したとして逮捕された。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=739
★ 北朝鮮の大使がビルマに着任した。
ビルマと北朝鮮の関係は、1983年、北朝鮮の特殊部隊が韓国のチョン・ドハン大統領一行を狙ったテロ攻撃を仕掛けたことで断絶、ことし4月の両国間協議で、国交の再開が合意されていた。
新任の大使はキム・ソク・チョル氏(52歳)。
ストックホルムの国政平和研究所の兵器移転プロジェクトの調べによると、北朝鮮は1999年に16門の大砲を供与している。
⇒ http://www.thestate.com/372/story/251946.html
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Posted by 大沼安史 at 12:03 午前 10.ビルマから | Permalink
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2007-12-01
〔ビルマから〕 ☆ 全ビルマ僧連盟 不明僧の消息調査を要求 ☆ 詩人のミント氏、タイ国境地帯に脱出 ☆ 軍部支持の民兵指導者の葬儀で僧が執行を拒否 ★ マギン僧院を閉鎖 僧全員に退去命令 ☆ スーチー女史にデモクラシー貢献賞
☆ DVB(ビルマ民主の声)が11月22日に報じたところによると、「全ビルマ僧連盟(ABMA)」は21日、9月の民主化デモ以来、行方不明になっている僧侶の消息調査を要求する声明を発表した。
同連盟は声明の中で、「全国大僧正協会(NHMA)」が軍政に対決していないことを批判。「NHMAは僧侶を守る義務がある」と、早急に行動を起すよう求めた。
ABMAによると、軍政当局はこれまで60の僧院を襲撃、僧を殴打し、死者まで出しているが、NHMAは「関与せず」との軍政当局の説明を受け入れている。
〔大沼・注〕 軍政当局は僧侶を取り込み、仏教の「鎮護国家仏教化」を狙っているようだ。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=710
☆ DVBが同月28日に報じたところによると、詩人のクヤウ・ス・モエ・ミント氏が軍政による迫害を逃れ、ブルマ・タイ国境地帯への逃亡に成功した。
ミント氏はバレンタイン・デーを記念して刊行した詩集のうちの2つの作品が、スーチー女史の実父でビルマ独立闘争の英雄、アウング・サン氏に言及していることから、今年前半、裁判にかけられ、有罪を言い渡されていた。
軍政当局は同氏に対し、さきごろ、再び裁判にかけることを通告していた。
ミント氏はマンダレーのクヤウク・セ地区から、DVBに対し、次のようなコメントを語った。
「わたしはこれ以上、刑務所暮らしを強いられると、民主化運動にも貢献できないことから、脱出することにした。わたしは文学関係者らすべての人びとに対し、運動の継続を呼びかける。それはわたしたちの責務であるからだ」
〔大沼・注〕 タイ国境地帯は軍政当局の支配が及ばない「聖域」で、悪名高き「インセイン刑務所」の実態を暴露する私設美術館も開設されている。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=717
☆ DVBが同月28日、報じたところによると、ヤンゴン市内インセイン地区の軍政支持民兵組織指導者、スワン・アール・シン氏の葬儀の執行を、地元の僧たちが拒否した。
シン氏が死亡したのは、11月26日午後1時半のこと。
これについて地元住民は、「9月の民主化デモも開始時間と同じだ」と指摘した。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=718
★ DVBによると、ヤンゴン市内のマギン僧院の僧たちに対し、軍政当局が退去命令を出した。
地元の軍政当局者が27日、僧院に対して、僧侶全員を帰宅させるよう命令書を手渡した。
僧院の代表者で、80歳になる高僧、ウ・ナンディヤ氏はその場で逮捕された。
僧院は28日になって軍政当局によって閉鎖された。
同僧院はエイズ患者の救援にあたっており、退去を強いられた患者らは近くの交差点に集合、成り行きを見守っている。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=719
http://english.dvb.no/news.php?id=720
☆ DVBが29日に報じたところによると、自宅拘束中のスーチー女史に対し、英国の「政治研究連盟」から、デモクラシー運動への献身を讃える賞が贈られた。
⇒ http://english.dvb.no/news.php?id=721
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Posted by 大沼安史 at 07:50 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-27
〔ビルマから〕 ○「満月祭」 僧院に市民ら800人集合 ★ 人権活動家を喫茶店で逮捕 「国際人権デー」の予防措置か?
○ DVB(ビルマ民主の声)が11月25日に報じたところによると、24日の土曜日、ヤンゴン市内ティンガングユン地区にある「マギン僧院」に約800人の市民が集まり、「満月祭」を祝った。
「満月祭」はこの日午前8時から午後1時まで開かれた。野党の「全国民主連盟」のメンバーやベテラン政治家のほか、一般民衆も参加した。
マギン僧院はエイズ患者のケアにも当たっているところだが、治安部隊が10月3日に急襲、しばらく無人のまま鍵がかけられていた。
特高警察幹部が前夜、同僧院を訪れ、満月祭参加予定者リストを書き写す威嚇を行ったほか、当日も、9月の民主化デモの鎮圧にあった第66大隊の兵士たちが近くに集結し、監視を続けた。
「満月祭」を祝う人びとは僧院内で料理をつくる慣わしだが、ことしは許されず、家でつくって来たものを食べた。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=706
★ 「ミジマ・ニュース」が26日に報じたところによると、人権活動家のアウング・ザウ・オー氏が同日午後1時ごろ、ヤンゴン市内中心部、29丁目の「パン・ミョダウ喫茶店で逮捕された。
オー氏は市民団体、「人権擁護促進者」の指導者で、軍政による人権蹂躙の実態を告発し続けて来た。
平服の2人が喫茶店に座っていたオー氏の肩をつかみ、そのまま連行したという。
オー氏は12月10日の「国際人権デー」に向け、活動を強めていたという。
⇒
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Nov/67-nov-2007.html
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Posted by 大沼安史 at 07:08 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-25
〔ビルマから〕 ◆ 秋祭り、中止に ☆ 国の学僧テストのボイコットを呼びかけ 地下指導部が声明 ★ ヤンゴン 電力不足 深刻化
◆ DVB(ビルマ民主の声)が11月23日、報じたところによると、ヤンゴンのサウス・ダゴン地区で毎年11月下旬に行われているお祭りが、軍政当局によって延期された。
12月に1ヵ月、延期せよ、というのだ。
祭りは過去13年間続いていたもので、僧の説話があるという。
軍政当局はこれを恐れたらしい。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=704
☆ DVBが23日に報じたところによると、「全ビルマ僧連盟」の指導者でつくる「代表者僧連盟」は22日、声明を発表、全国の学僧たちに、近く軍政当局が実施する、年に一度の試験をボイコットするよう呼びかけた。
試験を受けることを拒否し、家に帰る学僧も増えているという。
声明を発表した指導的僧たちは地下に潜行している。
「試験ボイコット」が民主化・反軍政デモを再び燃え上がらせるかも知れない。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=703
★ 「ミジマ・ニュース」が23日、報じたところによると、ヤンゴンでの電力カットが深刻化している。
停電は10月から常態化し、ボクロク市場などを重要施設を除いて、電気が来なくなった。
ロウビア水力発電所からの送電が新首都ネピドーに回されている、との見方もある。
ヤンゴン市内の工場地帯、ハライング・タルヤール地区にはこれまで通り、電力が供給されていたが、午後5時から同11時まで停電するとの通知が来ているという。
⇒
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Nov/63-nov-2007.html
Posted by 大沼安史 at 08:20 午前 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-22
〔ビルマから〕 ★ 少数民族指導者を逮捕 ☆ シンガポールで抗議集会 ASEAN声明を批判 ● ビルマ「血塗られた宝石」オークション ★ 中国から武器、陸路搬入
★ 「ミジマ・ニュース」が11月22日に報じたところによると、少数民族、チン族の政治指導者、プー・チン・シアン・サング氏が21日、ヤノゴン市内で逮捕された。
チン族などビルマ国内の少数民族の指導者は、スーチー女史を支持する声明を今月早くに出している。
⇒
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Nov/55-nov-2007.html
☆ DVB(ビルマ民主の声)が11月21日に報じたところによると、ビルマ人民主化運動活動家約50人が20日、シンガポールで集会を開き、軍政に対する厳しい措置を回避したASEAN諸国に対して抗議した。
集会はASEANサミットの会場となった「オーキッド・タワー」前で開かれた。
参加者のひとり、ミョー・ミント・アウング氏の19日のASEANの共同声明に失望感をあらわにし、「ビルマ民衆は九月にあれだけの犠牲者を出すことで本当の意志を明らかにしたのに、ASEANは注意も払わなかった」と怒りをぶつけていた。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=694
● DVBが21日、報じたところによると、ヤンゴン市内の「ミャンマー・コンベンション・せんたー」で宝石オークションが開かれており、国営メディアが20日伝えたところでは、17日以降、翡翠の原石が170個も落札されている。
オークションは26日まで。
「人権ウォッチ」(本部=ニューヨーク)は、ビルマ産の翡翠、ルビーなど宝石の国際的な売買禁止を呼びかけている。宝石の売り上げが軍政を支えることにつながるからだ。
バイヤーはタイ、中国勢が主体。
将軍たちの血塗られた宝石は、日本にも流れて来ているのだろうか?
日本の主流マスコミの取材に期待したい。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=695
★ DVBが21日に報じたところによると、中国から地雷や爆発物検知器などが国境の検問所を通じて、陸路、トラックで運び込まれているという。
検問所周辺の関係者がDVBに明らかにした。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=696
Posted by 大沼安史 at 01:54 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-21
〔ビルマから〕☆ 「88年世代」がASEANに書簡 「人権抑圧に行動を」 ☆ スーチー女史 軍政の窓口担当相と3回目の会談 ★ 14歳 軍隊にとられ家に帰れず ★ 週刊誌 発禁処分?
☆ DVB(ビルマ民主の声)が11月20日、報じたところによると、民主化グループ、「1988年世代の学生」はASEANサミット参加国首脳に、ビルマにおける人権抑圧に対して行動を起こすよう求める書簡を送った。
書簡は同グループ指導者のトゥン・ミント・アウング、ニラール・セイン、ソエ・フトゥンの3氏の連盟で出されたもので、軍政当局は民主化グループ、国際社会との対話を真剣に進めようとしないのではないかと疑念を表明、ASEANの指導者に具体的な働きかけをするよう求めている。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=691
☆ DVBが20日に報じたところによると、野党「国民民主連盟」の指導者、スーチー女史と、軍政当局の交渉窓口の担当相との3回目の会談が19日、ラングーン市内のゲストハウスで開かれた。
国営のメディアによると、会談は午後3時間から1時間にわたって行われた。
会談の内容は伝えられていない。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=692
★ DVBが20日に報じたところによると、サウス・ダゴンに住む14歳の少年が政府軍に入れられ、親が引き渡しを要求しても、返してくれない。
兵士になるには18歳にならなければならないが、軍当局は少年の家族に対し、「18歳以上、自由意志での入隊だ」と言っているそうだ。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=693
★ 「ミジマ・ニュース」が20日、報じたところによると、週刊誌の「スナップ・ショット・ジャーナル」が23日の号から発禁処分となった模様だ。関係筋が明らかにした。
しかし、同誌と軍政の密接な関係から、発禁処分に首をかしげる向きもある。
⇒
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Nov/51-nov-2007.html
Posted by 大沼安史 at 02:04 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-20
〔ビルマから〕 ☆ サフラン革命は死なず 「全ビルマ僧連盟」が闘い継続の声明を発表 ★ 中国製の携帯電話を没収
☆ DVB(ビルマ民主の声)が11月19日に報じたところによると、「全ビルマ僧連盟」は18日、声明を発表、全国民に軍政に対するボイコットと軍政への抵抗運動への参加を呼びかけた。
9月の民主化デモ開始日(18日)に合わせ、声明を出した。
軍政による僧の弾圧に抗議し、軍政に対するを「行進」を今後も続けると約束し、学生・市民に運動への合流を呼びかけた。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=690
★ 「ミジマ・ニュース」が19日に報じたところによると、軍政当局はカチン州内で出回っている中国製の携帯電話の没収を始めた。
没収は軍政と休戦中の武装組織から始まり、一般市民にも拡大している。
カチン州やシャン州(一部)では、中国の携帯ネットワークが通じることから、中国製の携帯電話が出回っていた。
⇒
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Nov/44-nov-2007.html
Posted by 大沼安史 at 02:59 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-19
〔ビルマから〕 ■ ラッパー歌手、逮捕 ヒップ・ホップ祭で 若者らが抗議 □ 国連のピネイロ報告者、インセイン刑務所で収容者と面会 ■ 治安部隊が僧院を襲撃 僧1人を殴打の末、逮捕
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月19日に報じたところによると、ヤンゴン市内の、ムヤ・イェイク・ニョ・ホテルで18日夜、開かれた「ヒップ・ホップ・フェスティバル」で、ラッパー歌手の「Gトーン」が軍政当局に逮捕された・
コンサート参加者によると、同日午後9時ごろ、ステージの上で、「Gトーン」がシャツをまくり上げ、聴衆に背を向けながら、両手に彫った宗教的な刺青をフロアから見えるように両腕を広げたあと、両手を合わせて祈った。
それを見た会場の官憲がステージに駆け上がり、手錠をかけようとしたが、他のミュージシャンらが「Gトーン」のステージが終わるまで待つように説得した。
歌い終えた「Gトーン」は舞台から下がったところで、官憲に手錠をかけられた。聴衆の見ている前での出来事だった。
会場には高校生らら若者が詰めかけていたが、第8学年(日本でいう中2)も混じっていた。
聴衆が「Gトーン」を逮捕した官憲を非すると、警官らはフロアに出て殴打を始めた。
他のミュージシャンも止めに入ったが、逆に警官から殴られる始末。
人気ヒップ・ホップ歌手グループの「キャット・パー&ヤサ」も止めようとして蹴られてしまった。
聴衆は暴徒化したが、ホテルのマネージャーが、「Gトーン」は解放されて帰宅したといって聴衆を説得、騒ぎを鎮めた。
「Gトーン」が釈放されたかどうかは確認されていない。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=687
□ DVBが16日に報じたところによると、国連人権理事会のピネイロ特別報告者はビルマ滞在最終日の同日、ヤンゴンのインセイン刑務所で、収容者との面会を許可された。
同報告者は滞在初日の11日にも同刑務所を訪れたが、このときは刑務官から話を聞いただけだった。
ピネイロ報告者は民主化デモ参加者の収容センターとなった国立工科大学などを見学、殺害されたデモ参加者が運ばれたというハタイン・ビン火葬場にも足を運んだ。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=686
■ DVBが16日、報じたところによると、15日、ニューダゴン市内東部のアウング・ダーマ・パラ僧院を軍政当局の治安部隊が襲い、僧のウ・サンダ・ワラさんを叩きのめし、連行した。
ニューダゴンでは31の地元寺院が軍政当局と、土地の所有権をめぐって対立が続いているという。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=684
Posted by 大沼安史 at 09:04 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-16
〔ビルマから〕 軍政 200人近くを釈放 「一人デモ」のクヤウ氏も
☆ ピネイロ国連人権報告者のビルマ入りに合わせ200人近くを釈放
DVB(ビルマ民主の声)が11月15日に報じたところによると、軍政当局は国内3つの刑務所に拘束していた200人近い民主化運動家を釈放した。
しかしながら、悪名高きヤンゴンのインサイン刑務所からの釈放者は、この朝、50人に止まった。
2004年12月14日、ヤンゴンの市役所前で、たった一人のデモを敢行したフティン・リン・クヤウ氏も一緒に釈放された。
ピネイロ特別報告者のビルマ入りに合わせた軍政当局に懐柔的なポーズ。
同報告者は15日、刑務所を視察する予定だ。
〔大沼・注〕それにしても、長井さんのビデオ・カメラはどうなっているのだろう?
日本政府はカメラの1台も取り戻せないのか?
情けない限りである。
外務省の担当キャリアを首にせよ!
民主党は何をやってるんだ?
見放すぞ、お前らを。
税金で食ってだから、ちゃんとやれ、コラッ!!!
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=680
Posted by 大沼安史 at 07:45 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-15
〔ビルマから〕 ☆ BBCが僧と会見 「われわれは民衆の生活の悲惨をすべて見ている」「道半ば、再び街頭デモに立つ」
☆ 英国のBBC放送(電子版)に、ビルマの僧とのインタビュー記事が出ていた。BBCの記者がビルマ第2の都市、マンダレーでひそかに合い、話を聞いたのだ。
なぜ、僧たちは立ち上がったか?
その「問い」への答えとなる、僧のコメントが出ていた。
「答え」とは、こうだ。
"As monks, we see everything. When we beg for our food we see how the rich live and the poor... we see how everything is getting worse and worse," he says.
施しを受けに行く僧は、「すべてを見ている」のだ。その僧たちが生活のさらなる悪化を見てとり、立ち上がった……。
なるほど、そうか、と納得した。
「米を僧に施すため、ますます多くの人びとが苦闘している」
そういう姿を見て、立ち上がったわけだ。
僧たちは、民主化闘争を再開するつもりはあるのか?
答えはこうだった。
"We are half-way - if nothing changes we will go on the streets again," he says.
「道半ばだ。何も改革されなければ、われわれはまた通りに出る」
⇒
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7094731.stm
Posted by 大沼安史 at 03:22 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-14
〔ビルマから〕 民主化デモを指導した僧のリーダー、逮捕さる 「対話」の動きのなか国連特使が「楽観的」な見方 続くNLDへの弾圧
□ ニューヨーク・タイムズ(電子版)が11月14日、伝えたところによると、国連のガンバリ特使は13日、安保理への報告の中で、ビルマ軍政が「国際社会に対して対応可能である」との見方を示した。
特使はまた、軍政当局に対して、「スーチー女史との対話をしたいなら、最善の道はすぐに彼女を釈放することだ」と、女史の即時釈放を求めたことも明らかにした。⇒
http://www.nytimes.com/2007/11/14/world/asia/14nations.html?_r=1&oref=slogin
■ ニューヨーク・タイムズ(電子版)が13日に報じた、ヤンゴン発のAP電によると、「全ビルマ僧侶連盟」の指導者、ウ・ガンビラ氏が数日前、逮捕された。タイの亡命反体制派が明らかにした。
DVB(ビルマ民主の声)も13日、ウ氏がマンダレーのシンガイン地区で、今月4日に逮捕された、と報じた。
ウ氏は27歳で、9月の民主化デモの組織者のひとり。
軍政当局は母親や家族を身代わりに逮捕していた。
一方、上記AP電によれば、女性活動家のスー・スー・ヌウェイさんも13日朝、ヤンゴン市内で逮捕された。二ヵ月以上、逃亡していたが、ついに見つかった。
タイの本拠を置くビルマ人権組織、「政治犯支援協会」のボ・キ氏は、ビルマ訪問中の国連のピネイロ特別報告者あてに、ウ氏と至急、面会することを求めるメールを送った。⇒
http://www.nytimes.com/aponline/world/AP-Myanmar.html
http://english.dvb.no/news.php?id=676
■ DVBが13日、報じたところでは、軍政当局は「国民民主連盟(NLD)」に対する弾圧は、「対話」への動きのなかでなお続いている。
カチン州のNLD活動家ら2人が9日に逮捕された。⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=677
Posted by 大沼安史 at 05:07 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-13
〔NEWS〕 軍政 民主化デモの拠点パゴタの警戒を強化 高僧がタイ国境へ脱出 逮捕免れる
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月12日に報じたところによると、9月の民主化デモの拠点となったヤンゴンのシュエ・ダゴン・パゴタに対する軍政の警戒態勢が強化されている。
兵士たちはパゴタを訪れる市民に入り口で身分証明書の提示を要求、境内各地にも陣取って監視の目を光らせている。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=671
■ DVBが12日に報じたところによると、カレン州カウカライトの「アウング・カウング僧院」の指導者で、社会奉仕活動で名高い高僧のウ・サインディア氏が、軍政の逮捕を逃れ、タイ国境地帯に脱出した・
ウ氏は9月の僧侶のデモを指導した。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=672
Posted by 大沼安史 at 01:02 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-12
〔ビルマから〕 スーチー女史 自宅監禁解除の可能性
☆ 「ミジマ・ニュース」が11月10日に伝えたところによると、国民民主連盟(NLD)を率いる民主化運動の指導者、スーチー女史が間もなく、自宅監禁から解放される見通しが出て来た。
NLDのスポークスマン、ミント・セン氏が同日、明らかにしたもので、軍政との対話プロセスの条件等が話し合われている。
セン氏は「ミジマ・ニュース」の電話での取材に対し、「状況はいい。彼女(スーチー女史)の健康状態もいい。わたしの電話の状態(軍政によって盗聴されている)が状態だけに、大きな声では言えないことを理解してほしい。しかし、状況はいい」と語った。
⇒
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Nov/29-nov-2007.html
Posted by 大沼安史 at 04:41 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-10
〔ビルマから〕 スーチー女史を讃えた詩人 同じ罪で再び裁判に 「一事不再理」の原則なし
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月9日、報じたところによると、スーチー女史を讃える詩を含む詩集を出した罪で、マンダレー在住の詩人が裁かれることになった。
詩人はクヤウ・ス・モエ・ミント氏。
詩人はことしのバレンタインデーに、スーチー女史を讃える詩2編を含む詩集を出したことで、すでに裁判にかけられ、罰金を支払ったほか、12日間の入獄を済ませている。
今回の裁判所からの召喚は、同じ罪状での呼び出し。今月14日に開廷するので、出廷して自分を弁護するよう求めている。
詩人を捕まえるビルマには「一事不再理」の原則はないのか?……
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=668
Posted by 大沼安史 at 05:19 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-09
〔ビルマから〕 軍政が軟化か? スーチー女史とNLD指導部の接触を許可 学生たちが決起 独裁者の肖像写真にパンティー掲げ スーチー女史、軍政との直接対話呼びかけの声明 青年僧が逮捕される 僧に水を与えた軍将校に逮捕状
□ ニューヨーク・タイムズ(電子版)が11月9日、報じたところによると、軍政当局は8日、国営テレビを通じ、スーチー女史が「NLD(国民民主連盟)」の指導部と会うことを容認する、と発表した。
軍政当局が態度を軟化させたもので、驚きをもって受けとめられている。
9日にはスーチー女史と、軍政の交渉担当相が2度目の会談を行う予定。
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月9日、報じたところによると、ヤンゴン市内のボタータウング地区で8日、学生たち50人がデモに決起したが、間もなく治安部隊が到着し、学生たちは逃げ去った。
ボー・アング・クヤウ通りに集まった学生たちは、軍政最高指導者のシュエ議長の肖像写真の頭に部分に女性の下着をはり付けて、僧に対する弾圧の抗議するシュプレヒコールを続けながら行進を開始した。
治安部隊が駆けつけ、学生たちは数分後に散り散りになったが、沿道の市民から拍手が上がっていた。
逮捕者が出たかは不明。
■ DVBによると、国連のガンバリ特使は8日、自宅に拘束されているスーチー女史と会談後、女史から託された声明文を読み上げた。
スーチー女史は声明の中で、軍政当局が交渉窓口としてアウング・キ担当相を任命し、女史とすでに会談していることに触れ、これを歓迎すると述べる一方、軍政当局(国家平和発展協議会)トップとの直接交渉を求めた。
⇒ 女史の「声明」全文は、「NEWSリンク 机の前の窓」に。
■ DVBが8日、報じたところによると、サウス・ダゴンのザンティラ・カマータン僧院に所属する22歳の僧、ウ・カイマルウンサーさんが5日、逮捕された。
依然として僧に対する弾圧・取締りが続いていることをうかがわせるニュースだ。
軍政当局は6日、国連のガンバリ特使に対し、「逮捕はもうない」と言明していた。
■ DVBが8日、報じたところでは、今回の民主化運動の発端となった8月の燃料代値上げに抗議する運動で逮捕されていた指導者のひとり、コ・フティン・クヤウ氏がヤンゴンのインセイン刑務所に収容されていることが明らかになった。
■ DVBが8日、報じたところによると、マンダレーでの9月の僧の抗議デモの際、僧に水を与えた軍将校に逮捕状が出た。
将校は所属する旅団を離れ、逃走している。
⇒
http://www.nytimes.com/2007/11/09/world/asia/09myanmar.html?_r=1&ref=world&oref=slogin
http://english.dvb.no/news.php?id=666
http://english.dvb.no/news.php?id=665
http://english.dvb.no/news.php?id=662
http://english.dvb.no/news.php?id=663
http://english.dvb.no/news.php?id=660
Posted by 大沼安史 at 04:58 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-08
〔ビルマから〕 軍政 国連特使の「3者協議」を拒否 殴打された22歳の青年、脳挫傷で死亡 僧に水を与えたイスラム信者の市民9人を拘束
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月7日に報じたところによると、軍政当局は同日の国営紙、国営放送を通じ、国連のガンバリ特使が提案していた、同特使が間に入った、軍政・スーチー女史との「3者協議」を拒否することを明らかにした。
ガンバリ特使は3日にビルマ入りしているが、軍政トップの国家平和発展協議会のタン・シュエ議長と面会さえできていない。
今回の軍政による「国連の仲介」拒否は、国際社会による調停を退けるもので、ビルマからの解決の道は袋小路に行き着いたかたちだ。
■ DVBが7日、報じたところによると、国民民主連盟(NLD)の青年組織のメンバーであるコ・コ・ウィン氏(22歳)が4日、頭部に受けた殴打による脳挫傷のため、死亡した。
ウィン氏は9月27日のデモの際、兵士に頭を殴打され、意識不明で倒れているところを友人に助け出された。
氏は自宅に帰った2日後、突然、突然、倒れ、病院に運ばれていた。
■ DVBが7日、報じたところによると、ヤンゴンでの民主化デモで僧にボトルの水を与えたイスラム教信者の市民9人が、数日後、軍政当局に逮捕された。
家族によると、9人はなお警察署に拘留されているという。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=658
http://english.dvb.no/news.php?id=658
http://english.dvb.no/news.php?id=655
Posted by 大沼安史 at 10:38 午前 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-07
〔ビルマから〕 スーチー女史 病気に 医師が2日間にわたって往診 国連のガンバリ特使が国外追放を言い渡されたペトリー氏支持を表明
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月6日に報じたところによると、スーチー女史が2日間続けて、医者の往診を受けた。
NLD筋が明らかにしたものだが、何の病気か、病状を含め、何も分かっていないが、それほど深刻なものではない、との見方も出ている。
■ DVBが6日、伝えたところでは、国連のガンバリ特使は軍政から国外追放を言い渡されたチャールス・ペトリー国連ビルマ駐在を支持する考えを表明した。
国連側はペトリー氏の追放期限は設定されていないとしており、同氏がこのまま留まるかどうか、軍政の出方を含め、注目される。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=650
http://english.dvb.no/news.php?id=654
Posted by 大沼安史 at 03:43 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-06
〔ビルマから〕 僧たちがまたも決起 モゴクで100人がデモ 住民が支持の拍手贈る ネットが部分的に復旧 プロバイダーがアクセスを制限
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月5日、報じたところによると、マンダレーのモゴクで3日、約100人の僧が平和デモを行った。
僧たちは午後1時から、祈りながら歩き始めた。モゴクの町の人びとは両サイドから僧たちに拍手を贈り、なかにはバイクで隊列を追いかける者もいた。
地元警察と武装部隊が現場に到着したのは午後3時。ペイクスエの路上に阻止線を張り、解散を命じた。
住民の中から。「僧たちが立ち上がってうれしい」という声が上がった。
■ 「ミジマ・ニュース」が5日、報じたところによると、軍政当局によって1日に再切断されたインターネットへの接続が3日以降、遅々たるペースながら少しずつ復旧している。
ビルマの2つのインターネット・プロバイダーは、民主化組織のサイト、海外のニュース・サイトにフォルターをかけ、アクセスをブロックしているという。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=645
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Nov/15-nov-2007.html
Posted by 大沼安史 at 11:35 午前 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-04
〔ビルマから〕 ガンバリ特使にNLDが会談をよびかけ 英外務省 「抗議行動」への参加を求める異例の呼びかけ
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月3日に報じたところによると、「民主国民連合(NLD)」のスポークスマンのナヤン・ウィン氏は1日、NLDの執行委員会が、再度、ビルマ入りする国連のガンバリ特使と会談を希望している、と語った。
NLDは、ガンバリ特使の最初のビルマ入りの際、特使との話し合いを希望しながら、実現できなかった経過がある。
ウィン氏は自宅に軟禁されているスーチー女史との面会の実現を希望している、とも述べた。
■ 英紙インディペンデント(電子版)が3日、報じたところによると、英国外務省のビルマ問題女性担当官、メグ・マンさんは、ビルマでの弾圧の抗議する英国内の平和的なデモを支援するよう、英国民に求めた。
英政府高官が、抗議行動を呼びかけるのは異例のこと。
マンさんは「ビルマでの弾圧やニュースや国民意識から脱落しないことを望む」と述べとともに、ビルマでの僧の再決起が「予想できないことではない」と語った。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=644
http://news.independent.co.uk/uk/politics/article3124276.ece
Posted by 大沼安史 at 12:02 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-03
〔ビルマから〕 全ビルマ学生民主戦線 闘いの継続を確認 国際赤十字が刑務所での接見を軍政に申し入れ ビルマ 世界最悪の「汚職国」に認定 軍政 国連現地責任者を国外追放
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月2日に報じたところによると、「全ビルマ学生民主戦線(ABSDF)」は1日、タイ国境地帯で創立19年の大会を開き、民主化の闘いの継続を確認した。
200人が集まった大会では、サン・ケー議長が演説、軍政に対し、政治・武装闘争の両面で闘いを強めることを確認した。
■ 「ミジマ・ニュース」が2日に報じたところによると、国際赤十字委員会(ICRC)はビルマ軍政に対し、ビルマ国内における中立的な人道支援活動の再開を認めるよう申し入れた。
ICRCは1日に声明を発表、活動を速やかに再開できる態勢を整えていることを明らかにした。
ICRCが特に懸念しているのは、刑務所に収容された人々の心身両面の健康状態で、拘束者との接見を開始したい考えだ。
■ 「ミジマ・ニュース」が1日、報じたところによると、ベルリンに本拠をおく「トランスペアレンシー・インターナショナル(透明国際)」の2007年「CPI(汚職観念インデックス)」調査で、ビルマがアフリカのソマリアとともに世界最悪国家にランクされた。
〔大沼・注〕 軍政のよる独裁が汚職の蔓延の温床になっている。そこでビジネスする日本の企業の群れ。社員の内部告発に期待したい(本ブログでの「告発」希望者は、画面左の「プロフィル」から入りで、メール添付で「告発文」を送っていただきたい)
■ ニューヨーク・タイムズ(電子版)が11月3日、報じたところによると、軍政当局は2日、国連のビルマ駐在責任者、チャールス・ペトリー氏の国外追放を命じた。
ペトリー氏は先ごろ、軍政に対して批判的な意見に耳を傾けるよう求める声明を、国連のビルマ事務所として発表、ビルマの悪化する人権状況に懸念を表明していた。
軍政当局はこれを国連職員としての権限外の行為とみなし、国外追放処分とした。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=642
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Nov/06-nov-2007.html
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Nov/02-nov-2007.html
http://www.nytimes.com/2007/11/03/world/asia/03myanmar.html?_r=1&hp=&adxnnl=1&oref=slogin&adxnnlx=1194062646-64D+ctizURfSV/R+8LZR8Q
Posted by 大沼安史 at 12:51 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-02
〔ビルマから〕 軍政当局 僧のデモに警告 HRWが少年兵の強制徴兵を批判する報告書発表 軍政当局、インターネットを再切断
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月1日に報じたところでは、僧侶のデモが再燃したパコクの軍政当局は同日、地域の主要5寺院の管理責任者を集め、これ以上、抗議行動を行わないよう警告した。
この会議には、僧侶たちは召集されなかった。
軍政当局者は抗議行動を継続した場合の措置については言及しなかった。
■ DVBが1日、報じたところによると、ニューヨークに本部を置く「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」は10月31日、兵力不足に悩む軍政が少年たちを強制的に徴兵していることを非難する報告書を発表した。
報告書によると、10歳の男子までもが軍の徴兵担当者に狙われ、入隊を拒否すると殴打されたり、逮捕すると脅迫されているという。
お金で徴兵することもあり、18歳以上であると偽る文書をつくったりもしている。
■ 「ミジマ・ニュース」が1日に伝えたところによると、軍政当局は同日までに再び、インターネットの接続を切断した。
ラングーンのネット利用者によると、それまで24時間、使えたものが、同日午後8時でカットされたという。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=639
http://english.dvb.no/news.php?id=641
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Nov/04-nov-2007.html
Posted by 大沼安史 at 12:52 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-11-01
〔ビルマから〕 「国民民主連合(NLD)」指導者を釈放 軍政批判で6年の刑の活動家 家族の面会も許されず 米上院に「民主化促進法」案上程
■ DVB(ビルマ民主の声)が10月31日、報じたところによると、「国民民主連合(NLD)」の指導者の一人で、同党スポークスマンのウ・ミント・サイン氏が同日、ラングーン市内のインザイン刑務所から釈放された。
サイン氏のほか、女性指導者のレー・レーさんら、17人のNLD活動家も同時に釈放された。
■ DVBが31日に報じたところによると、マンダレーのNLD活動家のアイ・チョ氏が軍政指導者を批判した罪で、6年の実刑判決を受け、刑務所に収容されたことが明らかになった。
家族の面会も許されていないという。
■ 「ミジマ・ニュース」が31日に報じたところによると、米連邦議会上院に30日、軍政に対する制裁を強化する「ビルマ民主化促進法」案が提案された。
バイデン上院議員(民主)が提出したもので、軍政指導者の旅行の制限などのほか、宝石、木材類の輸入を制限する追加措置が盛られている。
〔大沼・注〕 日本の国会にはビルマの民主化を支援する法案を議員立法で出す議員はひとりもいないのか?……
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=635
http://english.dvb.no/news.php?id=633
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/120-Oct-2007.html
Posted by 大沼安史 at 12:37 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-31
〔ビルマから〕 ニューヨーク・タイムズ紙がビルマ写真報告 「不気味な沈黙が支配」
Posted by 大沼安史 at 06:42 午後 10.ビルマから | Permalink
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〔ビルマから〕 僧200人が再決起!! ロスで「国際ビルマ僧連盟」発足 軍政に連帯の包囲網
■ DVB(ビルマ民主の声)が10月31日に報じたところによると、ビルマの都市、パコクの幾つかの僧院の僧たち約200人〔「ミジマ・ニュース」のよれば70人〕が31日朝8時半から、デモ行進を行った。
僧たちは「メッタ(慈悲の祈り)」を唱えながら、3人が横に並ぶ隊列を組んで行進した。
先頭には、〔ビルマ仏教のシンボル、ピンクの仏教旗〕「ササナ旗」が掲げられた。
僧たちはボギョケ通りからシダ通りに入り、ポーク通りに折れ、シュウェ・ク・ポゴタまで練り歩いた。
僧たちのデモはこの朝早く行われた軍政支持デモが終わったあとに決行された。
参加した僧のひとりは「われわれは逮捕も拷問も恐れない。われわれはササナにかけて歩き通した」と語った。
僧たちはより大規模なデモを計画している。
〔大沼・注〕 僧らが再び立ち上がった。軍政当局も国際社会の目を意識し、そうかんたんには弾圧できない。僧たちの無事を祈りながら、再燃した民主化運動の今後の行方に注目しよう。
■ DVBが10月30日、報じたところによると、ロサンゼルスに北米、アジア、ヨーロッパ在住のビルマ人僧が集まり、28日、「国際ビルマ僧連盟」を結成した。
連盟の代表には、ビルマ・マンダレーの学僧で、1988年の民主化運動後、ニューヨークで亡命生活を送る、ウ・ピンヤ・ウンサ氏が選ばれた。
集会は当初、ウンサ氏の80歳の誕生日を祝う催しとして計画されていた。
9月下旬に起きた軍政による僧、市民に対する弾圧が、集会の焦点を発展させた。
ビルマ国内、ラングーン、マンダレー、ミン・チャン、パコクの僧らも「国際連盟」を支持、スリランカ在住のビルマ人僧らも参加を表明した。
また、亡命生活の中の4人のビルマ人アーチスト(ケイモン・ウ・サング=バクコク在住、ジャーナリスト、「新世代」代表、マウング・スワン・ユェ=詩人、ウィン・ペ=ニューヨーク在住の映画監督・作家・画家、マル・マル。アユェ=歌手、元ビルマ国立音楽連盟代表)も連帯を表明した。
「国際連盟」代表に選ばれたウンサ氏は「関係する諸国に問題を提起したい」と述べた。
〔大沼・注〕 日本の仏教界は「連盟」の呼びかけにどう反応するのだろう? 政教分離のかの政党は、ビルマでの軍政弾圧を国外問題として「分離」するのだろうか?
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=631
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/118-Oct-2007.html
http://english.dvb.no/news.php?id=630
Posted by 大沼安史 at 05:50 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-30
〔ビルマから〕 軍政のかげで売春 ガーディアン紙記者が報道
英紙ガーディアンのケビン・ドイル記者が10月30日付けの同紙電子版に、ラングーンでの売春について報じていた。
ナイトクラブでは「モデル」と称する10代の少女たちが体を売っているという。
ドイル記者はホテルで、「リン・リン」「ティン・ティン」のふたり(22歳と24歳)に取材した。
「リン・リン」さんは家族を養うのに、売春はそれほど難しいことではない、と言った。昼間は美容師として働き、夜、外国人観光客の相手をする。そして40ドルを手にする。
ビルマは2005年の時点で、36万人がエイズに感染している。
そのことをティン・ティンさんに聞くと、彼女は色あせたジーンズのポケットから、コンドームを取り出して見せた。
背景にあるのは、生活苦。
売春の理由は、「マネー」。この一言に尽きる。
軍政のかげで続く売春。
記事を読みながら、彼女たちの兄弟、親戚にも、僧はいるのではないか、と思いあたり、さらに水上勉の小説、『五番町夕霧楼』のことまで思い出していた。
⇒
http://www.guardian.co.uk/burma/story/0,,2201622,00.html
Posted by 大沼安史 at 12:41 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-29
〔ビルマから〕 銃撃で負傷した若者 刑務所で放置 軍政当局73人を釈放 台湾が支援の特命チームをバンコクに配置
■ DVB(ビルマ民主の声)が10月29日、伝えたところでは、ラングーン市内のインザイン刑務所に収容されていた民主化要求デモ参加者のうち、73人が25日に釈放された。
解放された人びとのうちの50人は「国民民主連合(NLD)」のメンバー。女性も10人、僧も13人、含まれている。
刑務所にはまだ、NLDの主要メンバーや僧院の管長らが多数、拘束されている。
NLDに所属する若者、ムヤ・サン・ヒタイクさんは銃撃での傷が悪化しているが、なおイナザイン刑務所に収容されたままだ。
釈放された人びとによると、刑務所での尋問中も殴打され、十分な治療もされず放置されていた、という。
■ 「ミジマ・ニュース」が29日に報じたところによると、台湾政府はタイのバンコクに、ビルマの民主化運動を支援する特命チーム(タスク・フォース)を置く。
スーチー女史の側近がこんほど台北を訪れ、救援を求めたことに応えた。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=621
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/110-Oct-2007.html
Posted by 大沼安史 at 07:58 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-28
〔ビルマから〕 「パンティー・パワー」全開! フィリピンの女性ら ビルマ領事館にパンティーを投げ込み抗議 NLDメンバー 川で死体で発見 アラカン州で70人が行方不明 カレン、カレニ州で政府軍と戦闘
■ 「ミジマ・ニュース」などが10月26日に報じたところによると、フィリピンの女性活動家、60人以上のグループが同日、マカチのビルマ領事館に対して、パンティーを投げ込み、民主化運動の弾圧に抗議した。
「パンティー」による抗議行動は、タイのチェンマイに本部をおく「ビルマのためのラナ行動」が呼びかけているもので、領事館への投げ込みのほか、「送付」運動もアピールしている。
「ラナ行動」のウェブサイトには、パンティーに貼り付ける、ビルマの軍政指導者5人の顔写真を並べた「ステッカー」が掲示されている。
ビルマでは、女性の下着には「力」を奪い去る魔力があると信じられているそうだ。
この運動は、「パンティー・パワー」と名づけられている。
■ 「ミジマ・ニュース」が10月27日に報じたところによると、ビルマ西部のアラカン州で、政府軍兵士によって尋問のため連行された約70人が行方不明になっている。
同月17日には、同州グワのグワ川で、「国民民主連合(NLD)」のメンバー、ニ・プ・レイ氏(37歳)が死体で発見された。
レイ氏は4日間、行方不明だった。
■ DVB(ビルマ民主の声)が10月26日に報じたところによると、カレン、カレニの両州で、政府軍と少数民族の武装組織の間の戦闘が激化している。
政府軍が道路新設計画で用地を収容しようとしていることに対し、「カレン民族連合(KNU)」などが反発、KNUの武装組織である「カレン民族解放軍(KNLA)]が政府軍(陸軍)と戦っている。
⇒
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/107-Oct-2007.html
http://lannaactionforburma.googlepages.com/globalaction:pantypowercampaign
http://globalnation.inquirer.net/news/breakingnews/view_article.php?article_id=96986
http://globalnation.inquirer.net/news/breakingnews/view_article.php?article_id=96986
http://www.guardian.co.uk/burma/story/0,,2195188,00.html
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/108-Oct-2007.html
http://english.dvb.no/news.php?id=619
Posted by 大沼安史 at 05:58 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-26
〔ビルマから〕 地方で少数民族への弾圧続く 「人権ウオッチ」が告発
ニューヨークに本拠を置く国際人権団体、「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」は10月25日、軍政当局がカチン州などで、少数民族に対する弾圧を続けていると告発した。
NGO、「タイ・ビルマ国境連合」が年次報告で、50万人以上の少数民族が今年上半期までに「国内難民」と化し、軍政当局によって移住させられたり、逃亡・避難している実態を明らかにしたことを紹介する一方、ビルマ国内からの「情報」を集約し、軍政による少数民族の弾圧が、僧や市民への弾圧と平行して続いていると指摘している。
⇒
http://hrw.org/english/docs/2007/10/25/burma17168.htm
Posted by 大沼安史 at 04:39 午後 10.ビルマから | Permalink
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〔ビルマから〕 スーチー女史 軍政当局と会見
DVB(ビルマ民主の声)などが10月26日に報じたところによると、ビルマ民主化運動のリーダーであるスーチー女史は25日午後、ラングーン市内の政府迎賓館で、女史との交渉窓口となったアウング・キウィ担当相と約1時間にわたって会談した。
スーチー女史は軟禁中の自宅から、政府の車で迎賓館に送られた。
会談の内容はわかっていない。
軍政当局が譲歩する姿勢を示しているかどうかも不明。
キウィ担当相は、国連のガンバリ特使のアドバイスで、軍政当局が女史との交渉窓口として、今月初め、任命された。
軍政当局はスーチー女史に、ビルマへの制裁措置に反対するよう求めている。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=615
http://www.guardian.co.uk/burma/story/0,,2198729,00.html
Posted by 大沼安史 at 04:21 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-25
〔ビルマから〕 「兵士は夜、やって来る」 ワシントン・ポスト紙の女性記者がラングーンをルポ 「ライオン(軍政)に取り付く9人の少年僧ら」の絵のシンボリズム 続く市民のレジスタンス
■ ワシントン・ポスト紙(電子版)は10月24日、同紙の女性記者によるラングーン発特電を載せた。
ジル・ドリュー記者によるルポ、「市民らは待ち続ける 軍政の恐怖の空気を恐れながら」。
ルポは、兵士らが夜、写真を手に民家を襲い、デモ参加者狩りを続けている、との、ラングーンに住む女性の証言を紹介している。
その女性の家には2度、来た。
「眠れない」と彼女は言った。
外国人もまた当局に監視されている。
ある外国人女性がタイ料理のレストランで食事しようとしたところ、近くの席に監視の当局者が座った。何も注文せず、新聞の同じところをじっと見続ける当局者。女性が支払いをしようとしたところ、いずこともなく消えたという。
あるタクシー運転手は、ドリュー記者にこう言った。
「軍政は国連の言うことなんか聞かない。気にもかけていない。われわれは反撃しなければならない。爆弾が一発あれば……。やつらはどこかに逃げてしまう」
レジスタンスは続いていると、ドリュー記者は書いている。より目立たない形で、と。
パゴタをガイドした男性は、こう言ったそうだ。
「わたしたちのレディーのために、人びとが祈りを捧げている場所がここです」と。
「レディー」とはもちろん、スーチー女史のことだ。
ある画廊で、店の女性が裏から一枚の絵を取り出した。「9人の少年僧」という絵で、坊主頭の少年9人がライオンの像に取り付き、乗りかかろうとしている絵だ。
ライオンとは、ビルマの軍政のシンボルである……。
■ DVB(ビルマ民主の声)が10月24日に報じたところでは、軍政当局による「民主国民連盟(NLD)」のメンバーの逮捕・拘束が続いている。
イラワジ区だけで約30人がこれまで捕まえられた。
スーチー女史のNLDの活動を停止に追い込む狙いがあると見られる。
■ DVBが消息筋の話として24日に報じたところでは、映画監督のミン・ハティン・コ・コ・ギ氏と、作家のマウング・ヤン・パイング氏、さらに「週刊11」誌のレポーター、ウィン・コ・コ・ラット氏、「7日ジャーナル」誌のレポーター、ナイ・リング・オング氏の4人が釈放された。
4人は国際組織、「国境なきレポーター」が「懸念」の意を声明で明らかにしていた、11人のなかに含まれている。
⇒
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/10/23/AR2007102302302.html?hpid=topnews
http://english.dvb.no/news.php?id=605
http://english.dvb.no/news.php?id=606
Posted by 大沼安史 at 06:28 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-24
〔ビルマから〕 スーチー女史、依然「不明」 作曲家のリウィン氏が釈放 治安部隊がデモ隊に「自動小銃を発射」と証言 女流作家を尋問のため連行 豪が将軍らの銀行口座を封鎖
■ DVB(民主ビルマの声)は10月23日の電子版で、スーチー女史が自宅から連行された未確認情報の掲載を続けた。
女史の安否はまだ分からないらしい。心配だ。
■ DVBは23日、有名作曲家のコ・イェ・リウィン氏が18日に釈放されていた、と報じた。
リウィン氏はDVBのインタビューに答え、9月27日、ラングーン市内で逮捕されたときの模様などを証言した。
それによると、氏は同日、市内のスレ・ポゴタ交差点で、抗議行動に加わっていた。
抗議行動参加者たちは治安当局に襲われ、殴打された。治安部隊は自動小銃を発射した。
氏が現場に残っていると、当局者2人が来て、氏を市役所に連行した。市役所にはその日のうちに、600人から700人の逮捕者が集められた。
その後、氏は国立工科大学に移送され、さらにインザイン刑務所に移された。最初、5、6人の房に入れられ、その後、独房に移された。
同刑務所には「88年世代の学生」の指導者であるミン・コ・ナイングさんやミン・ゼヤさんも収容され、シャワーのときに話を交わしたという。
■ DVBが23日、報じたところでは、有名な女流作家で社会活動家のサン・ミント・アウングさんが軍政当局によって、これまで2回にわたり尋問のため、ラングーン市内の自宅から連行されている。
22日には深夜になってようやく解放された。
〔大沼〕 大江健三郎氏よ、井上ひさし氏よ、日本の作家にアピールして、ビルマの作家たちの救援に動いていただきたい。
■ 「ミジマ・ニュース」が24日、伝えたところによると、オーストラリア政府はビルマ軍政の将軍ら418人とその家族名義の銀行口座を封鎖した。
アメリカの財務省の措置に続く、オーストラリアの「金融」制裁。
〔大沼〕 日本の財務省も追随すべきではないか?
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=601
http://english.dvb.no/news.php?id=600
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/92-Oct-2007.html
Posted by 大沼安史 at 08:21 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-23
〔ビルマから〕 スーチー女史 連れされられる?
DVB(ビルマ民主の声)が10月23日、未確認情報として伝えたところによると、民主化運動の指導者、スーチー女史が22日、ラングーン市内大学通りの自宅から、軍政当局者によって何処かに連れ去られた。
女史の所属する「民主国民連盟」のメンバーが確認に自宅を訪れたが、治安部隊によって追い返されたという。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=599
Posted by 大沼安史 at 07:46 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-22
〔ビルマから〕 亡命学生の母親を逮捕、ノルウェー前首相が「国際社会の一致した行動」呼びかけ、米国が制裁を強化
■ DVB(ビルマ民主の声)が10月21日に報じたところによると、アメリカに亡命中の「1988年世代の学生」のメンバー、コ・ニ・ニさんの母親や姪らが19日早朝、ラングーン市内で逮捕された。
ニ・ニさんがDVBに語ったところでは、同組織の指導者、コ・ハタイ・クイウェ氏(既逮捕)との関係を疑われたのでは、という。
〔大沼〕 家族まで逮捕するミャンマー軍政。日本の政府は、国会議員は何をしている!?
■ DVBが21日に報じたところによると、「オスロ平和・人権センター」の創始者であるノルウェーのボンディヴィク前首相は、DVBのインタビューに答え、国際社会が一致してビルマ軍政に対してより一層の圧力を加える必要があるとの認識を示した。
ボンディヴィク氏は国際社会は対ビルマ政策において「分裂している」と指摘、それが軍政の延命につながっているとの見方を示し、とりわけ中国の責任は大きいと述べた。
同センターは首相、大統領経験者の連名で中国の胡主席に書簡を出しているが、返事はないという。
■ 「ミジマ・ニュース」によると、アメリカのブッシュ大統領は19日、ワシントンでの演説で、ビルマに対する制裁を強化する方針を明らかにした。
軍政指導者ら13名を、米財務省の制裁リストに加えたという。
ホワイトハウスのスポークスマンは軍政の夜間外出禁止令の解除措置について、「表明的なごまかし」と一蹴した。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=589
http://english.dvb.no/news.php?id=588
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/80-Oct-2007.html
Posted by 大沼安史 at 05:38 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-21
〔ビルマから〕 夜間外出禁止令 5人以上の集会禁止を解除
「ミジマ・ニュース」によると、軍政当局は10月20日、ラングーン、マンダレーの2都市で実施していた夜間外出禁止令と5人以上の集会禁止を解除した。
〔大沼〕 ビルマ民衆は、国営メディアを聴かないといった「沈黙のプロテスト」を続けている。
夜間外出禁止令などの解除は、必ずしも当局側の強権弾圧の「勝利」を意味しない。
⇒
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/79-Oct-2007.html
Posted by 大沼安史 at 04:40 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-20
〔NEWS〕 スーチー女史に捧げる歌、『弾かれざるピアノ』 YouTUBEに @ブログ「青梅日記」
本欄で紹介したダミアン・ライス氏の「弾かれざるピアノ」がYOUTUBEで聴くことができる、と、ブログ「青梅日記」に教えていただいた。
いい歌だ。
広がってほしいと思った。
⇒
http://d.hatena.ne.jp/aoiume198/20071020/1192820013
Posted by 大沼安史 at 09:21 午後 10.ビルマから | Permalink
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〔ビルマから〕 僧指導者の家族を身代わり逮捕 「人権ウォッチ」 中国政府に書簡 北京五輪ボイコットを示唆 インドでもデモ
■ DVB(ビルマ民主の声)が10月19日、報じたところによると、「全ビルマ僧侶連盟」の指導者、ウ・ガンビラ氏の実弟が17日、ラングーン市内で逮捕された。
消息筋によれば、ガンビア氏の母親や姉妹も当局に拘束された。
父親らはまだ捕まっていないという。
〔大沼〕 家族を身代わりに逮捕し、出頭を待つ軍政の卑劣さ。
日本政府は卑劣なミャンマー軍政に肩入れしてはならない。
■ DVBによれば、国際的な人権団体、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」は17日、中国の胡錦濤主席に対して書簡を送り、中国政府がビルマ軍政当局の残虐な弾圧を非難していないことに遺憾を意を示した。
HRWはまた、北京五輪開会日の来年8月8日が「天安門事件」の20周年に重なることを指摘し、中国政府の人権問題に対する姿勢に対し、注目する姿勢を明らかにした。
〔大沼〕 ビルマ軍政の弾圧と天安門事件。中国政府は北京五輪を成功させるためにも、ビルマ軍政に対する姿勢を明確化しなければならない。
中国政府はボイコットが絶対ありえないとでも思っているのだろうか?
■ 「ミジマ・ニュース」によると、インドのニューデリーで19日、ビルマの民主化運動グループがインド国民会議の指導者、ソニア・ガンディーさんに対し、ビルマ問題への介入を求めるデモを行った。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=585
Posted by 大沼安史 at 08:33 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-19
〔ビルマから〕 16歳 男子高校生、射殺さる 軍政支持デモに抗議の元教師夫妻を逮捕
■ DVB(ビルマ民主の声)の電子版は10月19日、16歳の男子高校生が民主化デモに参加し、軍政当局に射殺されていた、と報じた。
遺族、学友の証言を掲載した。
それによると、殺されたのは、タムウェ高校のマウング・テット・パイン・ソエ君。9月27日に学校のそばで銃撃され、死亡した。
叔母の話では、遺体は軍のトラックで運び出され、家族が対面できたのは翌日のことだった。
後頭部に銃痕があり、脳が吹き飛んでいた。
軍政当局は遺族への死亡証明書の手渡しを拒否した。
叔母は死体置き場で、ほかに5、6体の遺体を目撃したという。
「悲しくて仕方ない。けれどわたしは彼を誇りに思う」と、叔母はDVBに語った。
母親は言った。「一番下の子どもだった。4歳のとき、父親は亡くなった。わたしは息子の死を聞いて以来、立ち上がれない」と。
■ DVBが19日に報じたところによると、パウング・タルで16日、軍政支持デモに抗議した元教師夫妻が逮捕された。
ティン・マウング・オーサンとニ・ニ・マイさん夫妻で、二人はデモに参加しない誓約書に署名しなかったことで、教職を追われていた。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=579
http://english.dvb.no/news.php?id=580
Posted by 大沼安史 at 09:14 午後 10.ビルマから | Permalink
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〔ビルマから〕 500万人 飢餓
英紙インディペンデント(電子版)が10月19日に報じたところによると、ビルマ国民の500万人が飢餓に追い込まれている。
民主化デモの引き鉄をひいた燃料代のアップなどが飢餓を農村部から都市へと拡大させている。
国連機関の世界食糧計画(WFP)では50万人分の食糧しか支援できていない。
国連の推定では、ビルマの子どもたちの3人に1人は基準体重に達しておらず、子どもの死亡率(1000人中106人)はアジア最悪の状況だ。
⇒
http://news.independent.co.uk/world/asia/article3075692.ece
Posted by 大沼安史 at 06:01 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-18
〔ビルマから〕 軍政の弾圧続く 中国国境沿いの地域の寺院も 「逮捕者3000人」と国営紙、「88年世代」国連事務総長に制裁強化を求める書簡 帰国者も空港で逮捕 コメディアンのザルガナール氏が釈放
■ DVB(ビルマ民主の声)が10月18日、報じたところによると、ビルマ軍政当局による逮捕・拘束はなお続いている。
政府系の「ミャンマーの新しい光」紙が16日に伝えたところでは、軍当局はこれまで総計2972人を逮捕した。このうち、2284人はラングーンでの拘束。
逮捕者のうち2500人は釈放していると報じている。
■ DVBが17日に報じたところでは、「88年世代の学生グループ」は国連事務総長に対し、軍政の弾圧はなお続いているとして、国連のより明確な制裁を求める書簡を送った。
■ DVBが18日に報じたところによると、ゴンタラバウング村の僧院長が2日、逮捕された。
民主化デモに参加した実兄(あるいは弟)の僧が捕まるまでの身代わりの措置だという。
■ DVBが18日に伝えたところによると、海外からの帰国者が、国外で反体制デモに参加した疑いで、ラングーン空港で当局に逮捕されている。
空港関係者によると、最近、ビルマ人2人が捕まった。
当局は容疑者の顔写真などを用意し、空港で待ち構えているという。
■ DVBによると、スーチー女史の弁護人、キーン・マウング・アイ氏が17日、病気で死去した。64歳だった。
■ 「ミジマ・ニュース」が18日、報じたところによると、北部カチン州や中国国境地帯、バマウの仏教寺院に対する軍政当局の襲撃、家宅捜索が強まっている。
バマウの寺院では140人の僧が逮捕され、現在も少なくとも8人の拘束が続いている。
■ 「ミジマ・ニュース」によると、逮捕されていたコメディアンのザルガナール氏が釈放された。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=573
http://english.dvb.no/news.php?id=569
http://english.dvb.no/news.php?id=572
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/71-Oct-2007.html
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/70-Oct-2007.html
Posted by 大沼安史 at 10:42 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-17
〔ビルマから〕 国連特使 「逮捕、即時中止」訴え 国際社会にさらなる圧力求める
Posted by 大沼安史 at 02:47 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-16
〔ビルマから〕 負傷者を病院から拉致 全学連のコ・コ氏は無事 軍当局 インタネット接続を「解禁」 夜間外出禁止時間を短縮
■ DVB(ビルマ民主の声)が10月15日に報じたところによると、ラングーン(ヤンゴン)での抗議デモの際、軍に銃撃されて負傷、市内の病院に収容されていた6人が10日、病院から移送され、行方不明となった。
家族が見舞いに行くと、軍当局者から「尋問のために移送した」と告げられたという。
■ DVBによると、逮捕・拘束が伝えられていた民主化運動指導者、クヤウ・コ・コ氏は追及を逃れ、無事であることが分かった。
コ・コ氏は「ビルマ全学連」の指導者だという。
■ 「ミジマ・ニュース」によると、軍政当局は14日から、インターネットの接続を「解禁」した。しかし、ラングーンの一部のネット・カフェは閉鎖が続いており、営業しているカフェについても、5分ごとにパソコンの「画面」を確認する規制を受けている。
同ニュースによれば、夜間外出禁止時間も午後11時-午前4時から、同午前3時までに短縮された。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=556
http://english.dvb.no/news.php?id=560
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/61-Oct-2007.html
Posted by 大沼安史 at 07:19 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-15
〔ビルマから〕 国営紙 社説で長井健司さんを非難 「自ら危険を招いた」
ラングーン(ヤンゴン)発のAP電によると、軍政当局による国営紙、「ミャンマーの新しい光」は10月14日の社説で、「日本人ジャーナリストが抗議者の中にいた事実が危険を招いた」と主張した。
軍政の意向を代弁して同紙は、長井健司さん射殺について、その責任を認めるどころか、「観光客のように振舞っていれば、悲劇的な結末の合わずにすんだはずだ」などと、観光ビザで入国していた長井さんを非難している。
⇒
http://www.usatoday.com/news/world/2007-10-14-burma-japanjournalist_N.htm
Posted by 大沼安史 at 05:00 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-13
〔ビルマから〕 「数千人」が軍政「支持」デモ アムネスティーが「指導者4人逮捕 拷問の危機に」とアピール
ラングーン(ヤンゴン)発のAP電によると、軍政を支持するデモが10月13日、ヤンゴンであり、「数千人」が「くだばれ、BBC! VOA(アメリカの声)に死を!」などと叫びながら行進した。
軍政当局はデモ参加者数を「12万人」としている。
一方、アムネスティー・インターナショナルは、「88年世代の学生グループ」の指導者4人が同日朝、ラングーン市内で当局に逮捕された、と発表した。
ハタイ・クイェ、アング・フトゥー、チン・チン・アイェ、コ・コの4人。
アムネスティーでは4人が拷問の危機にあるとして、国際社会に対して救援を呼びかけた。
⇒
http://www.iht.com/articles/2007/10/13/asia/13myanmar.php
Posted by 大沼安史 at 10:04 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-12
〔ビルマから〕 映画俳優 クヤウ・サ氏夫妻 逮捕 「88年世代」が当局に無条件交渉呼びかけ
■ DVB(ビルマ民主の声)によると、ビルマの映画スター、クヤウ・サ氏と夫人が10月10日に潜伏中、逮捕された。
サ氏は9月24、25日の民主化要求デモの際、コメディアンのザグナール氏やベテラン政治家のムロヨサルヤイ・ウィン・ネイン氏とともに食料を差し入れるなど支援活動を行った。
ザグナール氏らはすぐ逮捕されたが、夫妻は当局者が自宅に来る前に逃れ、潜伏していた。
■ DVBによると、「88年世代の学生」は10月11日、声明を発表、軍政当局に無条件交渉を呼びかけた。
開かれた対話を実現するために、前提として①スーチー女史の釈放②僧、学生への弾圧の中止③対話環境の整備、を求めている。
■ 「ミジマ・ニュース」が10月12日に伝えたところによると、ビルマのベテラン風刺漫画家、アウピケユェ氏の作品の雑誌掲載が軍当局によって禁止された。
アウピケユェ氏は僧のデモの際、他の有名人らと食料を差し入れてていた。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=546
http://english.dvb.no/news.php?id=551
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/50-Oct-2007.html
Posted by 大沼安史 at 07:13 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-11
〔ビルマから〕 反体制派指導者が拷問死 遺体は軍政当局が火葬 学生指導者も逮捕
■ 英紙インディペンデント(電子版)によると、「国民民主連盟」に所属する反体制派指導者、ウイン・シュウェ氏(42歳)が10日、軍政当局によって拷問死した。
遺体は家族のもとに帰らなかった。当局が火葬処分した。
タイの本拠を置く「政治犯支援連合」が明らかにした。
同紙はまた、メモリースティックで運び出された、釈放された僧(24歳)の証言を掲載した。
証言によると、僧は他の400人と一緒に、国立工科大学の一室に10日間にわたって拘禁された。食料は午後8時に出る、小さな茶碗一杯のご飯とコップ一杯の水だけ。部屋は糞尿の悪臭が漂い、8歳の少年僧も殴打されるような、ひどいありさまだった。
■ DVB(ビルマ民主の声)によると、10月10日午後、民主化運動に立ち上がった「88年世代の学生」の指導者の一人。フラ・ミョ・ナウングさんが軍当局に拘束された。
「88年世代の学生」のリーダーはすでに25人以上が逮捕されている。
初期の指導者のうち、ミン・コ・ナイングさんとコ・コ・ギさんの二人は8月21日の燃料代値上げ反対運動の際、逮捕されている。
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http://news.independent.co.uk/world/asia/article3047606.ece
http://english.dvb.no/news.php?id=534
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2007-10-10
〔ビルマから〕 スーチー女史、軍政の懐柔を拒絶 軍政による拘束者6000人にも 当局がカテゴリー分け 反体制詩人の妻を連行
■ 英紙インディペンデント(電子版)が10月10日に報じたところによると、反体制運動指導者のスーチー女史は、国民民主連盟を通じて声明を発表し、軍政当局との取引はしないとの立場を明らかにした。
軍政当局は女史が国際的な制裁を非難するば話し合いに応じるとの条件を示していた。
女史の拒絶により、軍政当局の懐柔路線に行き詰まりが生じたかたちだ。
■ DVB(ビルマ民主の声)が9日、報じたところによると、軍政当局は拘束者をAからDまで4分類して、尋問を続けている。
カテゴリーAは民主化運動の指導者で、Bはデモの際、旗を掲げたり人が対象。
AとBについては釈放されない。
Dは一般民衆で、釈放される予定。
Cについては不明だそうだ。
現地の反体制派によると、拘束者は6000人に達しているという。
■ DVBが9日、報じたところによると、マンダレー在住の詩人で活動家、ニイェイン・スィットさんの夫人が軍政当局に逮捕された。
スィットさんは9月30日以来、身を隠している。
軍当局は10月1日に詩人の自宅を急襲し、3人の子どもを置き去りに、夫人を連れ去った。
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http://news.independent.co.uk/world/asia/article3043752.ece
http://english.dvb.no/print_news.php?id=533
http://english.dvb.no/print_news.php?id=532
Posted by 大沼安史 at 06:12 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-09
〔ビルマから〕 中国が拒否権再発動なら北京五輪ボイコット呼びかけ 地下抵抗組織が声明を発表 拘束者ら移送される 移送先不明 軍政の国営紙 「もぐりの僧」が扇動 寺院で武器やポルノ発見と「報道」
■ DVB(ビルマ民主の声)が10月8日、報じたところによると、ビルマ民主化運動の地下組織、「民衆運動指導委員会」は声明を発表、中国政府が国連安保理でビルマ制裁で再び拒否権を発動したら、北京オリンピックのボイコットを呼びかけることを明らかにした。
■ DVBが目撃者の証言として伝えたところによると、インセインの国立工科大学に拘束されていた人びとが10月3日午後11時過ぎ、トラックで移送された。移送先は不明。
別の目撃う証言では5日夜にも僧たちがトラックに乗せられ、工科大学を出発した。
■ DVBが8日報じたところによると、軍政の国営紙、「ミャンマーの新しい光」は、民主化運動を「もぐり僧」による扇動だと非難する記事を掲げた。
寺院では武器やポルノ、アルコールなどを発見、押収した、としている。
これに対して「民衆運動指導委員会」スポークスマンは、「軍政が言っていることが真実かどうか、世界は知っている」と、軍政による悪宣伝を一蹴した。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=525
http://english.dvb.no/news.php?id=523
http://english.dvb.no/news.php?id=524
Posted by 大沼安史 at 07:56 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-08
〔ビルマから〕 軍政 JICA(国際協力機構)や国連事務所のパソコン・データを狙う 反体制派弾圧の情報収集か
英紙タイムズ(電子版、10月8日付け)によると、ビルマ軍政当局者は10月5日、ラングーン(ヤンゴン)市内中心部のサクラ・タワーにある国際協力機構(JICA)の事務所に立ち入り、パソコンのハードデスクを差し出すよう要求した。
JICA職員はこれを拒否したという。
軍政当局者はまたこの日、トレーダーズ・ホテル内の国連の事務所を訪れ、同じくパソコンのハードディスクの提供を求めたが、断られた。
国連職員はこの週末、データの消去に追われたという。
国連当局者が同紙に語ったもので、軍政当局は反体制派狩りのデータを収集しようとしたらしい。
軍政当局者は国連事務所に衛星電話に関する報告を求めたという。
国連や日本のジャイカにまで疑いの目を向ける軍政当局。
そんな独裁政権に、日本政府はまだ援助を続けるつもりか?
⇒
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article2609683.ece
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〔ビルマから〕 軍政 JICA(国際協力機構)や国連事務所のパソコン・データを狙う 反体制派弾圧の情報収集か
英紙タイムズ(電子版、10月8日付け)によると、ビルマ軍政当局者は10月5日、ラングーン(ヤンゴン)市内中心部のサクラ・タワーにある国際協力機構(JICA)の事務所に立ち入り、パソコンのハードデスクを差し出すよう要求した。
JICA職員はこれを拒否したという。
軍政当局者はまたこの日、トレーダーズ・ホテル内の国連の事務所を訪れ、同じくパソコンのハードディスクの提供を求めたが、断られた。
国連職員はこの週末、データの消去に追われたという。
国連当局者が同紙に語ったもので、軍政当局は反体制派狩りのデータを収集しようとしたらしい。
軍政当局者は国連事務所に衛星電話に関する報告を求めたという。
国連や日本のジャイカにまで疑いの目を向ける軍政当局。
そんな独裁政権に、日本政府はまだ援助を続けるつもりか?
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http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article2609683.ece
Posted by 大沼安史 at 05:49 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-07
〔ビルマから〕 国軍 秘密裏に火葬を続ける 「生きたまま焼殺」の噂も
英紙サンデー・タイムズ(電子版、10月7日付け)の報道によると、ラングーン(ヤンゴン)の市営火葬場が国軍によって封鎖され、秘密裏に火葬を続けている。
火葬はすでに7日を経過しており、反政府運動の犠牲者が灰になって「抹殺」されようとしている。
こうしたなかで、市民の間には、「生きたまま火葬されている」との恐ろしい噂も広がっている。
⇒
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article2604151.ece
Posted by 大沼安史 at 08:32 午後 10.ビルマから | Permalink
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〔ビルマから〕 「地下指導部」が抵抗第2ラウンドへ向け再結集、目指す
英紙サンデー・テレグラフ(電子版、10月7日付け)が報じたところによると、軍政の弾圧下、地下に潜った指導部が、抵抗の第2ラウンドを目指し、再結集に動いている。
1988年の反乱に加わった指導者6人らがラングーン(ヤンゴン)周辺に潜伏、活動を続けている。
激しい弾圧の中、彼らは体制変革の最大の機会が到来したと見ている。
活動家の僧が衛星電話を使って、ニューヨークの友人にこう連絡して来た。
地下指導部は今後、サボタージュなど非暴力による抵抗を続けながら、次の総決起につなげたいとしている。
パゴタ(仏塔)や寺院での蝋燭を点しての民衆の祈りも始まった。
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http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml;jsessionid=CCWAEOFUZDAUXQFIQMFCFGGAVCBQYIV0?xml=/news/2007/10/07/wburma107.xml
Posted by 大沼安史 at 08:20 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-06
〔ビルマから〕 国軍、エイズ患者をケアする寺院も襲撃 イスラムも連帯表明 作家らが支援の「公開状」 ロンドンで2万人に抗議デモ テムズに赤い薔薇の花びら散らす
■ DVB(ビルマ民主の声)によると、軍の兵士による襲撃は3日(水曜)の夜も続き、ラングーン(ヤンゴン)市内のいくつかの寺院に兵士が押し入った。
市内シンガンギュン地区のマギン寺院は、エイズ感染者のケアにあったっているところだが、軍の襲撃で、9人の少年僧と少人数のエイズ感染者が残るのみで、あとは空っぽだった。
兵士に拘束された少年僧、感性者は他の施設に移送された。
市内南部のシュエ寺院は同夜、国軍第66大隊の攻撃目標となり、30人の僧が拘束された。
「兵士たちはまるでテロリストの基地を襲撃するようだった」と、情報筋は語った。
同寺院には避難していた一般市民もいて、兵士に拘束された。
兵士たちはパソコン、携帯を没収した。
■ DVBによると、「ミャンマー・イスラム協会」は4日、ビルマ国内のイスラム教徒に対し、今週末の犠牲者追悼の集まりに参加するよう呼びかける声明を発表した。
ビルマの僧の決起に、イスラム宗教者が連帯の意思表示をしたものとして注目される。
■ DVBによると、「イイングリッシュ・ペイシャント」の著者であるミッシェル・オンダーティジェ氏ら、世界の作家ら芸術家32人が連名で、ビルマの民主化運動を支援し、軍政の弾圧を非難する「公開状」を発表した。
公開状はまた、民主化運動の指導者であるスー・チー女史、コメディアンのザルガナール氏、詩人のバマウ・ニョ・ニュ氏の釈放を求めている。
■ 「ミジマ・ニュース」によると、インドの仏教の聖地、ブッダガヤで4日、日本人僧侶を含む世界各地の僧300人によるデモがあり、ビルマでの弾圧に抗議した。
■ 英紙インディペンデントによると、ロンドンで6日、ビルマ民主化運動に連帯するデモがあり、ビルマ人僧侶らを先頭に2万人にデモした。
デモ参加たちはデモ行進の途中、テムズ川に架かる橋の上から、赤い薔薇の花びらを散らし、犠牲者たちを追悼した。
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http://english.dvb.no/news.php?id=517
http://english.dvb.no/news.php?id=516
http://english.dvb.no/news.php?id=518
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/19-Oct-2007.html
http://news.independent.co.uk/world/asia/article3033333.ece
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2007-10-05
〔ビルマから〕 反軍政の統一組織、「民衆運動指導委員会」を結成 死者のためのキャンドルサービスを呼びかけ 軍政 住民に「支持」デモを強制
■ 「ミジマ・ニュース」によると、軍政当局は住民たちを強制し、「軍政支持」の集会に動員している。現金を渡し、昼食を用意しているらしい。
参加を拒むと、罰金を課される。
マタヤではこうして、3000人の村人たちが軍政支持の「行進」をした。
■ 「ミジマ・ニュース」によると、軍政当局は兵士に命じ、不当捜索、逮捕を続けている。
兵士たちは没収品の返還を求める商人たちに現金を要求している。
■ 「ミジマ・ニュース」によると、北部カチン州にあるミティキナ大学が閉鎖され、学生たちが帰郷・帰宅を命じられた。
■ 「DVB」(ビルマ民主の声)によると、ビルマで反軍政の統一組織が結成された。「民衆運動指導委員会」という組織で、「全ビルマ僧侶連盟」「88年学生世代」「民族青年協力グループ」の3団体が結集した。
同委員会は4日、声明を発表、5日から7日までの3日間、軍政に虐殺された人びとのため、蝋燭を点し、静かな祈りを捧げるよう呼びかけた。
■ DVBによると、ビルマの民主化運動を支持する国際行動が10月6日に実施される計画だ。アジア、欧州、南来アメリカの諸都市で、実施される。
■ 仏紙ルモンド(電子版)によると、軍政の国営テレビは4日、9月25日以降の拘束者数を2093人と発表した。
同紙はまた、9月25日のデモ参加者数を「10万人以上」と書いている(この「10万人」説は他の西側メディアも採用している)
⇒
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/17-Oct-2007.html
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/18-Oct-2007.html
http://www.mizzima.com/MizzimaNews/News/2007/Oct/16-Oct-2007.html
http://english.dvb.no/news.php?id=515
http://english.dvb.no/news.php?id=513
http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-3216,36-963244@51-947750,0.html
Posted by 大沼安史 at 08:16 午後 10.ビルマから | Permalink
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2007-10-04
〔ビルマから〕 「体制変革運動を継続」 全ビルマ僧侶連盟 スポークスマンが表明 学生50人が5年の強制労働
オスロの「ビルマ 民主の声」(DVB)によると、ビルマ(ミャンマー)でレジスタンスを続ける「全ビルマ僧侶連盟」のスポークスマンは、DVBのインタビューに答え、体制を変革するため、僧、市民はなお、闘いを継続している、と語った。
スポークスマンのウ・ガンビラ氏はさらに、デモに対する軍政当局の武力弾圧で、彼らがビルマの真の指導者でないことが明らかになった、と指摘。
国際社会に対し、ビルマ民衆への支援を呼びかけた。
一方、DVBが同日、伝えたところによると、ビルマ第二の都市、マンダレーで、学生50人が重労働5年の刑を言い渡された。学生の家族が明らかにした。
⇒
http://english.dvb.no/news.php?id=511
http://english.dvb.no/news.php?id=512
Posted by 大沼安史 at 10:05 午後 10.ビルマから | Permalink
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